●最近読んだ本
面白い本を読んだら忘備録も兼ねて日記に書くことにしていたのだけれど、忙しくて最近とんとご無沙汰になっている。
だって、きちんと書評らしきものを書くのにはけっこうエネルギーがいるのだ。
そんなわけで、かなり手抜きで最近読んだ本の中から印象に残ったものを。
「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる」
インターネットとテクノロジーがこれからの社会にどんな影響を及ぼすか、明確なビジョンを示した良著。
特に、インターネットのことをよく知らないであろう頭の固い人にも分かるように書いてあるのがエライ。
「決断力」
棋士・羽生善治が勝つために頭の中でどんなことを考えているかを一般人にも分かりやすい言葉で説明した本。
番組のゲストに来る人の本は片っ端から読むようにしているのだが、この本からはその中でも有数のインスピレーションを受けた。
たぶん、超一流のスポーツ選手とか、学者とか、アーティストとか芸人もどこかで共通する思考回路を持っているんじゃないかと想像する。
「私の戦後六〇年 日本共産党議長の証言」
J-wave「Jam the world」などで活躍するジャーナリスト角谷浩一氏が共産党の不破哲三氏に行ったインタビューをまとめた、もうひとつの戦後史。
様々な史料から検証される「事実」は自民党やマスコミからは出てこないであろうことばかり。
共産党って、授業も掃除当番も絶対にサボらないマジメ君のイメージだが、この筋の通った緻密な調査力を見せつけられると、クラスに1人くらいはいてもいいかなと思えてくる。
ああ、だいぶ前に読んだ本ってけっこう中身忘れてるなぁ。
まだまだあるのだけれど、それはまたそのうちに。