「ムカンノテイオー」

友人の某テレビディレクターが監修・取材協力しているコミック「ムカンノテイオー」の単行本が発売になった。 暴走族の総長がひょんなことからテレビ局のADとして働くことになるという設定こそフィクションっぽいこの作品だが、描いている内容は世の中にあまた存在するギョーカイものと比べて圧倒的にリアル。 実は、僕も作品の連載が始まる前にちょっとだけ取材に協力したのだけれど、実際の現場にいる人間でなければ分からない内部事情がきっちりと描かれている。 テレビはなぜ「やらせ」や「ねつ造」を生み出してしまうのか? そんなテレビの構造的な問題が浮かび上がる、一種の内部告発的な要素も含まれている。 ...

2007年1月1日 · 1 分 · Hiroshi Suzuki

「陰日向に咲く」

今週のJ-wave「TOKYO CONCIERGE」(日曜日21:00)のゲストは劇団ひとりさん。 そう、現在処女小説「陰日向に咲く」が売れに売れまくっているあの劇団ひとりさんだ。 実はこの小説、ちょっと前に読んでいた。 お笑い芸人の余興とは思えないほど小説として完成度が高く面白かったので、ぜひ話を聞きたいとずっとオファーしていたのだ。 ...

2006年5月6日 · 1 分 · Hiroshi Suzuki

最近読んだ本

面白い本を読んだら忘備録も兼ねて日記に書くことにしていたのだけれど、忙しくて最近とんとご無沙汰になっている。 だって、きちんと書評らしきものを書くのにはけっこうエネルギーがいるのだ。 そんなわけで、かなり手抜きで最近読んだ本の中から印象に残ったものを。 ...

2006年4月16日 · 2 分 · Hiroshi Suzuki

「ザ・ゲーム 退屈な人生を変える究極のナンパバイブル」

「ザ・ゲーム 退屈な人生を変える究極のナンパバイブル」を読む。 「ハリウッド発!全米ベストセラーついに日本上陸」 「誰でも一週間でモテる男になれる★口説きの科学&ナンパの理論」 「ブリトニー・スピアーズ、パリス・ヒルトンが、口説きオトされてしまった禁断のテクニックが解禁!」 ...

2006年1月1日 · 2 分 · Hiroshi Suzuki

「黒い太陽」

「黒い太陽」 久しぶりに小説を読んだ。 やむを得ない事情でキャバクラに勤めることになった新人黒服が、オーナーであるカリスマ風俗王に見込まれ夜の世界に染まっていく。 やがて風俗王と対立することとなった彼は、自ら新しいキャバクラをオープンし、強大な力を持つカリスマ風俗王と全面戦争することに…という物語。 ...

2006年1月1日 · 2 分 · Hiroshi Suzuki

「食品の裏側~みんな大好きな食品添加物」

「食品の裏側~みんな大好きな食品添加物」 食品添加物専門商社の元トップセールスマンだった著者が暴露する食品製造の裏側。 ベストセラーになっているということで前から気になっていたのだが、やっと読み終わった。 ...

2006年1月1日 · 2 分 · Hiroshi Suzuki

「アメリカSF映画の系譜」

J-wave「Growing Reed」のゲストに来て下さったシネカノン代表の李鳳宇さんは「映画はその国の勢いを表す」と言い、同じくスタジオジブリの鈴木敏夫さんは「なぜこの映画が今必要なのか、時代性を意識して戦略を考える」と語った。 映画は娯楽であると同時に時代の空気や気分を表す鏡であり文化なのだ。 ...

2005年11月5日 · 2 分 · Hiroshi Suzuki

「心理テストはウソでした」

「キミって明るく振る舞ってるけど、本当は寂しがり屋でしょ」って、女のコの耳元で囁くんですよ。 そうすると、女のコは「この人は本当の私を分かってくれてるのかもしれない」と心を開いてくれるんです。 ...

2005年8月12日 · 2 分 · Hiroshi Suzuki

さらば「Los Angeles留学日記」

出版社のアルクさんから「あなたの著書「Los Angeles留学日記」を残念ながら絶版にします」というメールが届いた。 思い起こせば「あなたの日記を本にしませんか?」というメールが届いたのは98年10月のこと。 実際に書籍が出版されたのは99年5月のことだから、もう6年も前のことになる。 ...

2005年7月9日 · 2 分 · Hiroshi Suzuki

「30分で5億売った男の買ってもらう技法」

「30分で5億売った男の買ってもらう技法」 著者はシナリオライターでテレビの構成作家。 テレビショッピング番組にある手法を取り入れたところ、30分で5億円の売り上げを上げたという。 その手法とは「物語論法」。 単に商品の情報を伝えるのではなく、そこに起承転結の「物語」を構成することによって商品を買いたくさせるという方法だ。 「人間は根源的に物語を欲している」「人にモノを買わせることは、人を物語で感動させることに似ている」という著者の主張にはエンタテイメント屋として同意できる。 ...

2005年6月20日 · 2 分 · Hiroshi Suzuki

「バブルの歴史」「バブル学」

M&A;だTOBだと大騒ぎしたホリエモン騒動は一段落したようだけれど、僕の周りでも株が話題になることが多いような気がする今日この頃。 80年代後半から90年代初頭のバブル景気をまだ世の中をよく知らない学生で過ごした僕は、あのバブルとは何だったのかに興味がある。 というわけで読んだのが「バブルの歴史?チューリップ恐慌からインターネット投機へ」 ...

2005年5月19日 · 3 分 · Hiroshi Suzuki

「『オーマイニュース』の挑戦」

「『オーマイニュース』の挑戦」 「すべての市民は記者である」をスローガンに韓国のインターネット新聞「オーマイニュース」を立ち上げた創設者による起業の記録。 創業時の苦労から世論を動かした大統領選報道や記者クラブ制度廃止の成功談まで、舞台裏がテンポよく読みやすい文体で語られていて、一気に読んでしまった。 ...

2005年5月16日 · 2 分 · Hiroshi Suzuki

「戦争請負会社」

またもやイラクで日本人が武装勢力に拘束されたというニュースが伝えられている。 斎藤昭彦さんが勤務していたのはイギリスの警備会社だというのを聞いて、買ってあってまだ読んでいない本を思い出した。 ...

2005年5月12日 · 1 分 · Hiroshi Suzuki

「近代家族のゆくえ?家族と愛情のパラドックス」

「近代家族のゆくえ?家族と愛情のパラドックス」 最近読んで、面白かった「希望格差社会?「負け組」の絶望感が日本を引き裂く」の著者、山田昌弘による家族論。 「子供を大事にするほど子供の数が減る」「男女交際が増えると結婚が遠のく」といった近代家族の矛盾を提示しながら現実の家族考察している。 ごくフツーの家族に育った僕は、家族というものにそれほど強い思い入れはないけれど、お年頃の男として(おいおい!(笑))、恋愛と結婚の関係についての記述はとても興味深かった。 ...

2005年5月10日 · 2 分 · Hiroshi Suzuki

「ザ・エージェント」

ザ・エージェント 欧米では一般的ながら日本ではあまりなじみのない作家のエージェント「アップルシード・エージェンシー」を立ち上げた著者が自らの軌跡をまとめた本。 作家のエージェントとは、将来性があると見込んだ新人作家を発掘し、育て、世に送り出す仕事。 いわば、作家版の芸能プロダクションのようなものかもしれない。 ...

2005年5月4日 · 1 分 · Hiroshi Suzuki

「日本のお金持ち研究」

「日本のお金持ち研究」 世の中には億万長者になるための啓発本がたくさんあるけれど、この本はそれらと異なり、日本の富裕層と呼ばれる人たちの実態を経済学者が体系的に調査した結果をまとめたもの。 年収1億円以上のお金持ちへのアンケートという客観的なデータが様々な角度から検討されている。 ...

2005年4月30日 · 1 分 · Hiroshi Suzuki

「デセプション・ポイント」

「デセプション・ポイント」 「ダ・ヴィンチ・コード」がベストセラーになっているダン・ブラウンの小説。 日本での出版は「ダ・ヴィンチ・コード」より後だけれど、原作は「天使と悪魔」(2000年)と「ダ・ヴィンチ・コード」(2003年)の間となる2001年の出版。 今回は宗教象徴学者ラングドンのシリーズではなく、NASAを中心としたアメリカ政府機関と大統領選挙をからめたミステリーだ。 ...

2005年4月24日 · 2 分 · Hiroshi Suzuki

「模倣される日本」「日本発イット革命」

「模倣される日本?映画、アニメから料理、ファッションまで」 日本のアニメやゲームが世界に輸出され高い評価を受けているのは有名だが、今や日本はGNP(国民総生産)やGDP(国内総生産)だけでなくGNC(Gross National Cool=文化としてのかっこよさ)の高い国としてポップカルチャーがあちこちで模倣されている。 そんな例をこれでもかと列挙したのがこの本。 ...

2005年4月14日 · 2 分 · Hiroshi Suzuki

「ポストモダン・マーケティング」

ポストモダン・マーケティング?「顧客志向」は捨ててしまえ! このところマーケティングといえば、先回りして顧客の要望に応える「顧客志向」が常識とされてきたけれど、この本はそんな常識を捨ててしまえと正反対の論を唱える異端の書。 著者はその主要原則をTEASE(=からかう、じらす)という5つの頭文字にまとめている。 すなわち ...

2005年4月10日 · 2 分 · Hiroshi Suzuki

「銀座小悪魔日記」

「銀座小悪魔日記?元銀座ホステスの過激すぎる私生活」「ふたつの蜜月 ~銀座小悪魔日記」 タイトル通り、元銀座のホステス・蝶々さんによる恋愛日記。 かつてウェブで公開されていた日記が人気を集め、出版されたものだという。 ...

2005年3月28日 · 2 分 · Hiroshi Suzuki