正午起床。 「2000年のゲーム・キッズ」(渡辺浩弐・著/アスペクト)読了。

“仮想科学小説集”と銘打ったこの本にはバーチャルリアリティー、DNA操作、臓器移植など、ハイテク技術を素材にした34編の短編小説が収録されている。

テレビドラマシリーズ「BLACK OUT」の原作にもなった作品だ。

いやぁ、よくできている。

僕が中学生の頃に読んだSF小説はどちらかというと絵空事だったが(もちろん、それはそれで面白い)、「2000年のゲーム・キッズ」に出てくる技術は、現在すでに存在するのだ。

同じ恐怖でもリアル感が違う。

「科学はすでに神の領域にまで達してしまった」とよく言われるけれど、この小説たちはそんな科学技術の利用に対する警鐘にもなっている。

例えば善意と良識のネットワークとして広がったインターネットは便利この上ないツールだが、これは悪意にとっても同じこと。

近い将来、僕らはテクノロジーの自由と規制と倫理について選択を迫られることになるんだろうな。

夕方、またもやKojunがパソコンを使うためにやってきた。

彼がモニターに向かってレポートを書いている横で僕はファイナルファンタジー8。

時々グッと引き込まれるシーンもあるにはあるのだが、なんとなくイベントをこなす感じで疲れてしまう。

RPGフリークはきっとこれが好きなんだろうけれど、僕はどちらかといえば絶妙のゲームバランスのドラクエシリーズの方が好感を持てるなぁ。