いよいよ出発の朝がやってきた。
午前7時30分、少し寝不足にもかかわらず、目覚めはさわやかだ。 1ヶ月近く部屋を空けるので冷蔵庫はすっかり空っぽ。
朝食もとらずに車のエンジンをかける。
同行人は篠原さんとMikioさん。
それに元留学生の友人Shigeが最初の目的地Las Vegasまで便乗する。

3人をピックアップしてLos Angeles国際空港近くにあるHertzのオフィスへ。

僕が日本から予約しておいた番号を伝えると、データはしっかりコンピュータに記録されていた。
追加ドライバーとして篠原さん、Mikioさんが書類にサインをしてクレジットカードで料金を支払えば手続きは終了だ。

5週間の旅を共にするフォード・トーラスは居住空間も広く、パワーも十分。
よろしく頼むぞ。

ナンバープレートを見てみると、なんとこれがニューハンプシャー州の登録車。

つまり、東海岸からはるばるL.A.まで走ってきたわけだ。
乗り捨て料金$500をしっかり取っておきながら、移送の半分以上をお客にやらせるとはHertzのコンピュータもなかなかのものだ。

今回の旅を記録するために持っていくビデオカメラをダッシュボードに設置する。

これで走行中の映像もバッチリのはずだ。

一旦僕のアパートに戻り、荷物を積み込んで準備完了。
出発前の記念撮影だ。

車はSanta MonicaからフリーウェイI-10に乗り、ひたすら東へ。

1時間半ほど走ったところで交差するI-15に乗り換え、今度はひたすらまっすぐ北上する。

気温はどんどん高くなり、フリーウェイ沿いに立つ広告塔の温度計は華氏110度を超えている。
まわりの景色は砂漠というか荒野というか、いずれにしてもL.A.とはまったく違ったものになってきた。

そんな景色の中にVictorvillという町がある。
ここは僕と篠原さんが食材の買い出しでお世話になっているSakura-yaのNorikoさんが住んでいる町だ。
せっかく近くまできたのだからと立ち寄ると、Norikoさんはわざわざピザを頼んでランチをふるまってくれた。

毎週往復4時間かけてL.A.ダウンタウンまで仕入れにでかけているなんて、まったくパワフルだよなぁ。

話は尽きないが、早々においとまして再びフリーウェイI-15を北に向けて爆走。

午後7時過ぎ、今日の目的地であるLas Vegasに到着。

インターネットで格安料金を提示していたサーカスサーカスは「1泊$29は72時間前までに予約した場合のみ適用され、当日予約の場合は$39になります」なんて言いやがるので同じ1泊$39でより町の中心部に近いInperial Palaceにホテルを変更。

ここからなら主だったホテルまで歩いていける。

部屋に荷物を入れて、さっそく町へくり出す。

メインストリートであるストリップはネオンの洪水。

いくつもの大型ホテルがまるで誘蛾灯のようにカジノ客を誘っている。
中でも圧巻は去年オープンしたばかりのホテルBellagioが見せている噴水のショー。

音楽に合わせて噴水がまるで生き物のように豊かな表情を見せていた。

近くのファミリーレストランで夕食を取り、ホテルNew York New Yorkのカジノへ。

僕はあまり賭事に興味がある方ではないのだが、まぁ、話のタネにとスロットマシンに挑戦。
1ベット25¢のマシンにあっという間に$40が吸い込まれていった。
そりゃ、いくら宿泊代を安くしても儲かるわなぁ。

《今日の出費》
レンタカー代(5週間分)  $1991.44/3=$663.81
ガソリン代 $10.00/4=2.50
昼食(マクドナルド) $1.49
夕食(ファミリーレストラン) $8.79
スロットマシン $40.00