午前11時起床。 ホテルをチェックアウトし、チャイナタウンで飲茶ランチ。
Las Vegasのチャイナタウンはストリップから車で10分ほど走ったところにある。

小さなモールだけだけれど、入口には「中華城」と書かれている立派な中華街。
これから先、相当小さな町でも中華料理店さえあればコメを食べることはできるだろう。
恐るべし、チャイナパワー。

L.A.に帰るShigeをLas Vegas空港で見送り。
ここからはいよいよ3人の旅となる。

3日間滞在したLas Vegasの街を後に、フリーウェイI-15を北へ、北へ。
10分も走らないうちに景色は無機質な荒野に変わる。

乾燥に強い植物がわずかに生えている以外、まったく生命の匂いが感じられない大地。
時折すれ違う車の他はおそらく数十マイル四方に人っ子ひとりいないに違いない。
Las Vegasはやはり砂漠のど真ん中に作られた人工的な街なんだ。

荒野をひたすら真っ直ぐ走る僕らの車はアリゾナ州を通過してユタ州へ入る。
夕陽に照らされた岩肌がオレンジ色に輝いてとてもきれいだ。

西の空が紫から黒に変わる頃、前方に無数の小さな光が見えてきた。
街だ。
St. Georgeの出口でフリーウェイを降り、今夜の寝床を探す。
いくつかのモーテルで料金を聞き、一番リーズナブルな料金を提示したMOTEL6を選ぶ。

ダブルベッド2つの部屋で$45.19(つまり、1人あたり約$15)ならまあまあだろう。
男2人でひとつのベッドを共にしなければならないのはこの際、仕方ない(笑)。

夕食を食べるため近くのレストランに入ろうとしたら、こんな掲示を発見!

おおっ、ユタ州では法律でタバコが禁止されているのか。
そう言えば、ユタ州は戒律の厳しいことで知られるモルモン教の総本山だ。
公の場所でタバコが吸えないくらいは当然だろう。

午後10時閉店というのを確認してゆっくり食べていたら、まだ9時過ぎにもかかわらず店内の照明が少しずつ消えていく。
「もしや!」と思って店員さんに確認すると時刻は10時をとっくに回っていた。
そう、ネバダ州とユタ州の間には1時間の時差があるのだ。
やっぱりアメリカは広い。

帰り道にスーパーを覗いたら、コーラ売場の一番いい場所を占めているのがカフェインフリーのものだということにも気がついた。

こりゃ、煩悩だらけの僕には合わない街かもな(笑)。

でも、モーテルやレストランの店員さんたちは素朴で気さくな人ばかり。
ほとんどが白人だから差別らしきものがあるかなぁと思ったのだが、そんなことはみじんも感じない。
話していると何だか温かい気持ちになってくるのだ。

州境をひとつ越えただけで文化が変わる。
僕はまたひとつ新しいアメリカに触れたような気がした。

《今日の出費》
Las Vegasホテル代(3泊分) $70.14
チップ(3泊分) $3.00
昼食(飲茶) $9.50
ガソリン $6.39
水、ドーナツなど $2.58
夕食(チキンサンド) $4.71
St. Georgeモーテル代 $15.06

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