午前10時起床でモーテルをチェックアウト。

昨夜、モーテルを探すためにAmarilloの町をさんざん走り回った僕たちは「この町にはもう見るべきものはない!」と判断した。
まったく旅というのは面白いもので、たかがモーテル探しに苦労しただけで町全体の印象がマイナスになってしまう。
もちろん、逆に地元の人に親切にしてもらっただけでその町全体がいい町に思えてきたりするのだけれど。
ともあれ、僕たちは次の町へ出発することにした。 事前になんとなく考えていた計画では、テキサス州を南下してDallasへ向かうつもりだったのだが、地図で調べると距離が350マイル以上ある。
それでは体力的にキツイ。
そこで、Dallasへの中継地点としてOklahoma Cityに寄ろうということになった。
1つでも多くの州を制覇したい僕らにとってオクラホマ州を走れるというのは魅力的なアイデアだ。
ということで再びフリーウェイI-40を東に向かう。

テキサスの田園地帯は緑と赤土のコントラスト。
時々、放し飼いの牛の群れに出会う。
あまりに単調過ぎてどれくらい走ったか実感がわかないほどだ。

州境を越えてまもなく、パーキングエリア内にオクラホマ州のビジター・インフォメーション・センターを発見。

ガイドブックをほとんど持っていない僕らのようなツーリストにとって、こうした観光案内所は力強い味方だが、ここは特に資料が充実していた。

地図や見どころ案内はもちろん、モーテルの料金表や割引券など必要と思われるものはなんでも揃っている。
疑問に思ったことは係の人に聞けば懇切丁寧に教えてくれるのだから、ここを利用しない手はない。
というわけでたっぷり資料を手に入れた僕らは一路Oklahoma Cityを目指したのだった。

やがて田園の中にポツリポツリと建物が増え始め、モーテルやレストランの看板が現れる。
左前方には数棟の高層ビル。
おおっ、あれがOklahoma Cityのダウンタウンに違いない!

手に入れたばかりの地図を頼りに走っていくと、どうやらOklahoma Cityのフリーウェイは東京と同じようにダウンタウンを中心とした環状線とそこから郊外に延びる放射線からなっているようだ。
環状線をグルッと一周回ってみると、広さも首都高速と大して変わらないような気がする。
が、大きな違いは自動車の数。
渋滞らしい渋滞もなく、30分弱で一周できてしまうのだ。
ああ、首都高がこれくらいスイスイ走れたら東京も快適な町だろうになぁ。

町の概要をつかんだ僕たちは、さっそくモーテルにチェックイン。

看板には1泊$36と書いてあるが、手に入れたばかりの割引券で$33になった。

夕方6時になろうというのに日はまだ高い。
そこで、僕らは夕食を食べがてらダウンタウンにくり出すことにした。

フリーウェイを降りて市内を走っていると、大ざっぱに言って、中心部に近づくほど危ないエリアになっていくのがよく分かる。
もちろん、一番中心の高層ビル街はビジネスエリアだが、オフィスアワーが過ぎているので人影も少なく、殺伐とした雰囲気になっている。
L.A.との違いは、路傍に何をするでもなく立っているヤバイ感じの人がほとんどいないことだ。

グルグル走って車を降りたのはBricktownというエリア。
直訳すれば「レンガ街」ということになるが、その名の通りレンガ作りの建物がいくつも並んでいる。

ところどころ窓ガラスが割れていたりして、L.A.なら完全に危険地帯だが、どうやらここは違うらしい。
子供連れの観光客がごく普通に歩いているのだ。

ワンブロック歩いていくと、なんと運河を観光船が走っているではないか。

さらにこのエリアが安全であることを示していたのがコーラの自動販売機。

危険地帯だったら自販機が屋外に置かれるなんてことは絶対にあり得ない。
しかも、建物に合わせたレンガのデザイン。
おそらく、かつてさびれていた倉庫街を再開発したのだろう。
緊張して損した(笑)。

近くのレストランで夕食をとった後、さらにダウンタウンを車で散策してモーテルへ戻ったのだった。

《今日の出費》
チップ $1.00
昼食(ステーキ) $5.50
ガソリン $17.70/3=$5.90
夕食(スパゲティー&シーザーサラダ) $12.00
アイスコーヒー $1.06
モーテル $36.46/2=$18.23