午前11時起床。
昼食を食べがてら出発前にもう一度San Antonioのダウンタウンへ。
昨日は来られなかったMikioさんも今日は復帰して、リバーサイドのスターバックスでアイスモカを飲む。
どこのレストランにもアイスティーはあるが、メニューにアイスコーヒーがあるところはめったにない。
久しぶりの味にホッとする。
今日もロングドライブだと覚悟してフリーウェイI-35に乗る。
周辺の景色は典型的な農村地帯から人気のない草原へ。
南に行けば行くほど緑が濃く、深くなってくるのがよく分かる。
途中から国道U.S.281号線に入って、まだまだ南へ。
景色が再び農村に変わってくる。
途中のガソリンスタンド兼コンビニで休憩。
コンビニと言えばかっこいいが、要するにドライバー相手の何でも屋。
店内にはファミリーレストランみたいな席もあったから、おそらく軽食を食べさせたりもするのだろう。
給油ポンプはめったに見かけない旧式のもの。
クレジットカードを滑らせてポンプのところで精算できるタイプではない。
店員さんに「1番ポンプで満タンお願いします」と告げなければならないやつだ。
というわけで店に入ると、1人で店番をしていた、かなり太った人のいいおばちゃんが「どこへ行くんだい?」と話しかけてきた。
「メキシコとの国境まで行くんだ」と答えると、丁寧に道案内をしてくれる。
店内に魚釣りの写真がたくさん貼ってあったので「この辺で釣りができるんですか?」と聞いてみると、「東に30-40分走ればメキシコ湾。フィッシングには最高さ。こんな大物が釣れるんだ」と両手を大きく広げて自慢げだ。
確かに写真には2メートル近い魚が写っていた。
支払いを終えて外に出ると、荷台にスイカを積んだ車が停まっていた。
きっとこれからどこかの市場に行く途中だろう。
「へぇ、この辺でスイカが採れるんだ」と思いながら近くで見ていたら、ドライバーのおじさんが「1つ持ってくかい?」と話しかけてきた。
そんなつもりはなかったので首を振りながらその場を離れようとすると、おじさんはガハハハと豪快に笑い出す。
なんだかほのぼのとしてていいよなぁ。
さらに走ること1時間。
メキシコとの国境線となるRio Grande川に突き当たったところを東へ。
川沿いに走り、国境の町Brownsvilleに到着だ。
車を降りると、Tシャツの中までねっとりとまとわりついてくる湿気。
さすがにここまで来れば満室地獄に見舞われることもなく、目を付けていたモーテルにすぐチェックインすることができた。
近くのメキシカン・レストランで夕食をとったあと、メキシコとの国境線まで行ってみた。
以前に行ったことのあるカリフォルニアの国境に比べると観光地っぽい雰囲気がなく、行き交う人々にもどことなく生活感が漂っている。
もちろん、施設は鉄条網で囲まれ、国境警備隊の車がひっきりなしに巡回してはいるのだが、ピリピリした緊張感は感じられないような気がするのだ。
僕らが土手の上に登りメキシコ側を眺めていたら、アメリカでの仕事を終えて自国に歩いて帰っていくらしいメキシコ人3人組が鉄条網の向こうから笑って声をかけてきた。
「おい、あんたたち、まさか泳いで渡るつもりかい!?」
まさか今回の旅でこんなところまで来るとは思わなかった僕はパスポートもI-20も持ってきていない。
メキシコに入るのはフリーパスでも再びアメリカに入国することはできないのだ。
《今日の出費》
モーテル代 $57.49/2=$28.75
チップ $1.00
昼食(フライドチキン) $10.50
アイスモカ $2.80
ガソリン代 $15.93/3=$5.31
夕食(チキングリルと温野菜) $9.48