午前7時40分起床。
今日は第2回チャットの日。
顔を洗ってノートパソコンの前に座る。


リアルタイムで会話していると、時差や距離など全く感じない。
以前から知っている人、メールの交換で知り合った人、今回初めて出会った人……。
いろいろな人が僕のホームページを通じてこの旅を見守ってくれていると思うと本当に力強い。
毎晩眠い目をこすりながら更新している甲斐があるなぁ、と感じる瞬間だ。
参加して下さったみなさん、本当にどうもありがとうございました。

「じゃ、これからモーテルの朝食を食べて出かけます!」とログオフして、そのままロビーに向かった僕が見たものは、本日分最後のパンを手に去っていく子供の姿だった。
ああ、僕のブレックファストが……(笑)。
仕方なく、コーヒーとオレンジジュースで朝食を済ませ、モーテルをチェックアウトしたのだった。

Nashvilleといえば音楽の都。
その中心地がMusic Rowと呼ばれる数ブロックのエリアだ。

かつては全米で発売されるレコードの50%以上をここで生産していたというだけあって、レコード会社はもちろん、スタジオ、音楽出版社、タレントエージェンシーなど様々な会社が軒を並べている。

留学する直前まで音楽業界で働いていた篠原さんは、いつもに増してビデオカメラを持つ手に力が入っていた。

次に僕らが向かったのはGibsonの本社。

つい先日、日本人では初めてB’zの松本孝弘モデルを制作すると発表したギターメーカーだ。
ギター小僧なら泣く子も黙る世界のトップメーカーにもかかわらず、本社の建物はまるで町工場のようにこぢんまりしていた。
出入りする社員らしき人たちもTシャツにジーンズといういでたちで、気軽に「ハ~イ!」と声をかけてくる。
残念ながら松本モデルは別の工場で作っているということで見られなかったけれど、なんだかほんわかと温かい気分になったのだった。

次の町へ出発する前にNashvilleのダウンタウンを散策していたら、なんと日本食レストランを発見してしまった!

ううっ、食べたい!
まさかこんなところで日本食に出会うとは期待すらしていなかった僕らは、フラフラと店に吸い込まれ、器用に箸を使うアメリカ人たちに混じって、この旅初めての日本食をいただいた。
ああ、ダシのよく効いたみそ汁が旨いっ!

腹ごしらえも済んだし、よし、出発だ!
南に向かうフリーウェイI-65から国道U.S.31号線を経由して、僕らは再びNatchez Traceに合流。

5日前、ミシシッピー州のJacksonに向かう途中で走った“緑のフリーウェイ”を今度は北から南に向けて走るのだ。

同じ一本道でもフリーウェイとは全然違う。
野生の鹿を見かけ、原生林で立ち小便をし、自転車でツーリング中の少年グループと出会う。
とにかく、ハンドルを握っているのが楽しくてしょうがないのだ。

アラバマ州との州境を越えたところで再びテネシー川と遭遇。

昨日の場所から60マイル以上下流のテネシーは川幅も広く、悠然と流れていた

美しいNatchez Traceに別れを告げ、国道U.S.72号線から再びI-65を南下。
僕らは無事、Birminghamのモーテルにたどり着いたのだった。

《今日の出費》
チップ $1.00
モーテル代 $37.35/2=$18.68
昼食(天ぷら餃子定食) $9.90
ガソリン代 $22.39/3=$7.46
夕食(ハンバーグ&アイスティー) $9.29