正午起床。
Miamiダウンタウン近くのBayside Market Placeへ。
ここはMiami CityとMIami Beach Cityの間を通る内海に面したショッピングモール。
クルーズ船なども発着する観光客に人気のスポットだ。
実は僕らはここである女性と待ち合わせをしていた。
Miamiでは数少ない日本人留学生の方から「昼食でもご一緒しませんか?」というメールをいただいていたのだ。
男3人で1ヶ月以上旅をしてきた僕らが、そんな貴重な機会を逃すわけがない(笑)。
渋谷佳世子さん。
今年5月からMiami Dade Community CollegeでHospitality Managementを学んでいるという。
「鈴木さんの日記に書かれていた通り、本当に日本人は少ないんですよ」
渡米以来、授業ではもちろんキャンパスでも日本人を見かけたことは一度もないとか。
そんな彼女にとっては日本人と話ができる貴重な機会だったというわけだ(笑)。
貧乏留学生同士の昼食はキューバ料理。
ドライカレー風ピラフ、ハムのコロッケにバナナの甘煮という南国ムードたっぷりのランチはなかなか旨かった。
食事の後、すぐ近くにあるMiami Dade Community Collegeのキャンパスを案内してもらった。
「ただでさえ留学生が少ない上、日本人がほとんどいないので入学手続きや生活の立ち上げは大変でした。日本人の名前がいっぱい出てくる鈴木さんの日記を読んで、西海岸のカレッジにトランスファーしようと本気で考えたこともあるんですよ」と語る渋谷さん。
僕は日本人が珍しくないL.A.でさえ泣きたくなる経験が多かったというのに。
きっと僕には想像がつかないほど苦労したんだろうなぁ。
ダウンタウンを散策した後、MIamiの内海に浮かぶHibiscus Islandへ。
ビジネス街であるMIami Cityとリゾートホテルが並ぶMIami Beach Cityの間には歩いて5分で一周できるくらいの小さな島がいくつかあり、水辺に面した豪邸が並んでいる。
Hibiscus Islandには入ることができたが、その隣のStar Islandでは入口に設けられたゲートでプライバシーを理由に門前払いされてしまった。
ということは、もしかしたらマドンナやマライア・キャリーの家と“超高級コンビニ”はこの島にあるのか!?
ちょうど通りかかった観光船は海側から豪邸を一目見ようと片方のデッキに殺到した人の重みで島側に大きく傾いていた。
いよいよ明日はNew Yorkへ出発だ。
もう車で移動することはないから、トランクの荷物を整理しなければならない。
そこで最後まで処分に困っていたのがこのクーラーボックス。
こいつがなければ僕らは5週間、生ぬるい水を飲み続けなければならなかったはずで、それなりに愛着がある。
しかし、L.A.に郵送するとなると料金はバカにならないだろう。
そんな話をしていたら、渋谷さんが「私が引き取りますよ」と申し出て下さった。
「ビーチ遊びに行くときに役立ちそうですから」
捨てるには惜しいと思っていただけに、これこそ渡りに船。
こいつもMIami Beachでもうひと働きできれば本望だろう。
結局、渋谷さんには夕食までご一緒させていただいた上、読み終わった文庫本までいただいてしまった。
「久しぶりに日本語で思う存分しゃべれて楽しかったです」
ああ、やっぱり英語の上達のためにはMiamiの方が環境がよさそうだ(笑)。
Miami最後の夜。
インターネットならではの不思議で素敵な出会いに感謝しつつ、ホテルに戻って荷造りを始めたのだった。
《今日の出費》
チップ $1.00
駐車場チップ $1.00
昼食(キューバ料理) $4.25
アイスカプチーノ $2.00
夕食(デニーズのハンバーガー&コーヒー) $7.00
アイスモカ $3.14
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