ハロウィーンの週末。
テレビニュースのお天気コーナーでは仮装した人々でにぎわうSanta Monicaからの生中継をしている。
そういえば去年は僕もWest Hollywoodのパレードを見に行ったっけなぁ。 が、今年は特に出かける予定もなく、アパートの部屋でテレビと読書。
「伽藍とバザール オープンソース・ソフトLinuxマニュフェスト」(エリック・スティーブン・レイモンド 著/山形浩生 訳・解説/光芒社)を読み始める。
これはLInuxに代表されるフリーソフト・オープンソース開発の新しい方法論についての分析論文だ。
誰かが全体の見取り図を書き、それにあわせてチームのメンバーが割り当てられた部分を構築し、それをリーダーがきちんとチェックしていくという中央集権的な「伽藍」方式。
一方、「バザール」方式とは、あるソースコードを元に参加者が勝手に機能追加やバグ取りをしていくやり方だ。
Linuxは、一見、荒唐無稽な「バザール」方式によって高い成果を上げることができた。
いったい、なぜそんなことが可能だったのか?
そして、それはソフト産業をどう変えるのか?
ハッカー(クラッカーとは区別される)コミュニティーで起きた新しい現象を社会学的、心理学的、経済学的なアプローチで分析している。
インターネットで生まれた新しいカルチャーは既存理論では説明しがたい組織論やビジネス論を生み出しつつあるのかもしれない。
僕にとっても十分刺激的だけれど、斬新すぎて根本から理解するにはもう少し時間がかかりそうな気がする。