毎週顔を出しているCSUNのCoffee Hourをパスして語学学校へ。

というのも、以前にこのホームページを通じて知り合ったいけしたゆうじさんが授業を見学にくるからだ。

いけしたさんは映画のバイリンガルシナリオを出版しているスクリーンプレイ出版で5年間編集長をつとめた後、今年6月からCalifornia State University, fullertonの大学院でTESOL(英語教授法)を専攻しているという、いわば英語教育の専門家。

ESLのクラスを見学し、それを15ページ(!)のレポートにまとめるという課題があるのだそうだ。 知人、しかも英語のプロに見られているというので少し緊張気味だったけれど、今さらとりつくろっても仕方がない。

いつも通りに授業を受ける。

いけしたさんは先生の教え方や生徒の反応などを観察してノートを取りつつ、僕の弱点をチェックして下さった。

まずは「『スィー』と『シー』の発音がゴッチャになっているから気をつけた方がいい」。

発音記号フォントがないからうまく説明できないのだけれど、要するに『C』と『she』の音が混乱しているということ。

これは時々自分でも自覚していた。

カタカナ英語の弊害だよなぁ、やっぱり。

そして「言いたいことを正確に伝えるためにライティングの機会を作った方がいい」。

授業中の発言に間違った表現があれば先生がその場で直してくれる。

だが、それは一過性のものになりやすいから、意識的に書く機会を増やし、ネイティブにチェックしてもらうのが効果的だろうとのこと。

確かにCSUNの授業以来、英語を書く機会はめっきり減っている。

せいぜいクラスメイトとのメールのやりとりくらいだもんなぁ。

授業の後、Mさんを誘って3人で食事。

今年3月まである高校で英語を教えていらっしゃったMさんに現場の話を聞きたいといういけしたさんのリクエストだ。

コミュニケーションの手段としての言語ではなく、受験問題を解くための技術を教えざるを得ない現場の実状。

アメリカに来て生徒の立場も経験したMさんの不満はよく分かる。

もちろん、いけしたさんも現在の英語教育に問題意識を持っており、2人の意見交換は側で聞いていてとても興味深かった。

「せっかくお2人にお会いするのでネタを用意してきました」と、いけしたさんがカバンから取り出した紙にはこんな一文がプリントされていた。

Finished files are the result of years of scientific study combined with the experience of years.

「これを声に出して読んでみて下さい。『f』の音は全部でいくつありますか?」

さあ、みなさんはどう思いますか?

正解は明日の日記で!

(といってもそんなに深く考えるもんじゃないんですけど)