日本に一時帰国中の篠原さんから電話がかかってきた。

「Iビザ取れましたよ。もちろん鈴木さんの分も」 そう、懐具合のキビシイ僕らはL.A.にいながらできるアルバイトを探していた。

偶然、L.A.に拠点を持って長期取材する新番組があり、ラッキーにもそれをお手伝いさせてもらえることになったのだ。

だが、パートタイムとはいえF-1ビザのまま働くのは違法行為。

先日、一時帰国した時にお会いしたプロデューサーに事情を話すと快くサポートを引き受けて下さり、新しいビザを申請していたのだ。

こういう時に助けてもらえる人間関係は本当にありがたい。

昔、一生懸命働いておいてよかったなぁ(笑)。

もちろんこれからも学校でマルチメディアと英語の勉強を続けていくつもりだけれど、このビザさえあればI-20をキープするためだけに語学学校に籍を置く必要はない。

自分が本当にやりたい勉強に集中できるのだ。

だが、問題がひとつ。

僕は前回F-1ビザで入国審査を受けており、移民局の記録上“語学学校の学生”になっている。

I-20を発行した学校を勝手にやめてしまうと、ステイタス違反になってしまう。

以前に一度ミスしているだけに、ここは慎重にいかなければならない。

ということで、学校のディレクターに相談してみた。

顧問弁護士さんによると「ステイタス変更の手続きのためには弁護士を雇う必要がある。それより簡単なのは一度出国して再入国することだ」ということらしい。

もちろんメキシコやカナダでもいいが、陸路では審査が省略されるのでダメだという。

う~む、それならいっそ日本に帰った方がいいかな。

本も買えるし、友だちにメシたかれるし(笑)。

航空券が高い年末年始を避ければなんとかなるだろう。

来学期のスケジュールを確認して日程を決めよう。

おりしもUCLA Extensionの新しいカタログが出たばかり。

数日中には届くだろう。