UCLA Extension「Fundamentals of New Media for the Entertainment Professional」の授業へ。 今日のゲストスピーカーはWarner Bros. OnlineのVice President、Rikk Galvan氏。
かつて人気テレビ番組のプロデューサーだったときにひょんなことからウェブ制作にたずさわり、それ以降、Warner Bros. Online、Entertaindom.com、Acmecity.comとワーナー系3つのウェブサイトを立ち上げたプロデューサー。
年令は僕とあまり変わらないように見えるが、どことなく貫禄を感じさせる容貌だ。
「既存のコンテンツをいかにインターネットに展開するか」に関心をよせるエンタテイメント業界の現役が集まっているだけに、クラスにはいつも以上の熱気があふれている。
それもそのはず、これまでのゲストスピーカーと違い、今日の講義は彼らの仕事に直結するのだろうから。
「今でこそ独立した会社になっているけど、当初は本社の広告・宣伝予算からやりくりしなくちゃいけなくて大変だったんだ」
Galvan氏は用意したPowerPointを使いながら、3つのウェブサイトの構成と戦略を説明し始めた。
ワーナー・ブラザーズといえば映画会社として有名だが、グループとしてテレビ、音楽、雑誌までかかえた総合エンタテイメント企業。
ウェブサイトでは映画ビデオ、ミュージックビデオ、CD、DVD、雑誌、コミックといった関連商品はもちろんのこと、DVDプレーヤーや人気ドラマの出演者が着ている洋服まで売られている。
さらにはeBayと提携してテレビ番組で使われた小道具のオークションまで行われているのだという。
トップページの構成、ボタンやバナーの配置、典型的なお客さんのリンクのたどり方まで、様々な計算が働いているのがよく分かる。
僕も見習わなくっちゃな(笑)。
彼いわく、エンタテイメントサイトに必要不可欠な要素は「コンテンツ」「コマース」「コミュニティー」という3つの「C」。
コンテンツに共感した人々が集うコミュニティーを作るのが大切なのだという。
と、ここまでは他の物販サイトも変わらない「アトム」の世界。
彼のサイトでも来年から本格的に音楽や動画のダウンロード販売に乗り出す予定で、現在、試験的に古い番組の再放送やテレビドラマの次回予告を流しているのだという。
うんうん、ここからが「ビット」の世界だよな。
「現在のようにインターネット回線が細い状態で新しいビジネスがすぐに収益を生むとは思っていない。しかし、ケーブル接続やDSLが普及してくれば、ペイパービューが必ず求められるはずだ」
そういえば、先週のゲストスピーカーも言っていた。
「広帯域インターネットはe-Commerceの“バイアグラ”だ」と。
分かりやすいたとえだなぁ(笑)。
あっ、思い出した。
僕がオーダーしたDSLはどうなってるんだろう?
1週間経つのになんにも連絡がないぞ。
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