午前10時起床。
新聞を読みながらゆっくり朝食をとり、“テレビ集中視聴法”で軽く英語の勉強をする。
朝のニュースワイドショーが終わるとどこの局もメロドラマ一色だ。

午後1時、約束通り新居となるアパートを訪ねる。

管理人さんの部屋のインターホンを鳴らすが返事がない。
どうやら不在のようだ。
玄関にはメモが貼ってあるのだがスペイン語のため理解不能(管理人さんはヒスパニック系らしい)。
唯一分かるのは「15」という数字なのだが、これが「15分で戻ります」なのか「15時に帰ります」なのか、はたまた「15日まで不在にします」なのか全く分からないのだ。

もしかしたら昨日電話しなかったから他の申込者に決めちゃったんじゃないだろうか。
急に不安が首をもたげてくる。

玄関でひたすら待つこと30分。
やっと管理人さん一家が車で帰ってきた。
「マネージャーのLeoです。お待たせしてすみません」
「鈴木です。お電話ありがとうございました」
ああ、良かった。忘れられてなかった…。

さっそく管理人さんの部屋に入れてもらって契約書の確認。
「これを読んで問題なければサインして下さい。ゆっくり読んでいいですよ」
Leoさんはとても気さくで優しい。

家賃は$700(水道代を含む)で毎月1日に払うこと。
駐車場は1台分。決められたスペースに停めること。
夜10時以降は騒がないこと。
といった契約条件を一通り読んでサインする。
昨日作ったマネーオーダーを渡して領収証を受け取る。

「When can I get my room key and…」と聞きかけたところでLeoさんが「Now!」と笑いながら鍵と駐車場のリモコンを渡してくれた。
Leoさん一家は明日から2週間のバケーションに出かけるそうで、「書類上は15日からとなってるけど、いつでも好きな時に入居していいよ」と言ってくれた。
管理人さんがいい人のようで一安心だ。

アパートに帰って片っ端から電話をかけて住所変更の手続き。
ローカル電話会社、電気水道局(Department of Water and Power)、銀行、ケーブルテレビ会社、クレジットカード会社、新聞配達会社、自動車保険会社…。
渡米からたった3ヶ月だが、いろいろなものが現住所と関係している。
最初はおっかなびっくりだったが、僕のつたない英語でも何とかなるもんだ。
留守電になっていたケーブルテレビ会社以外は住所変更を完了した。

さらに、郵便局でもらってきた郵便物転送手続きのハガキを記入して投函。
運転免許証と自動車登録用の書類を記入して、あとはDMVに提出するだけだ。

実際の引っ越しはあさって13日の予定。
手伝ってもらえそうな仲間たちに電話しなければ。