アメリカの12月は買い物の季節らしい。
テレビやラジオもホリデーショッピングの話題で持ちきりだ。
一説には国民消費の数十%が12月中に行われるとか。
デパートやスーパーも大々的なセールの広告で消費をあおっている。
どうやらアメリカの景気はまだ大丈夫のようだ。
そんな世の中の買い物気分は何だか僕とは全く別次元のことのように思える。
ただ一つの例外を除いては…。
その例外とはタバコ。
先日行われた住民投票でProposition(直訳すれば「提案」。条例みたいなものか)が可決されたため、新年からタバコが大幅に値上がりするのだ。
日本とは違い店によって値段が異なるので一律には言えないが、どうやら1箱あたり50¢ほどの値上げとなるらしい。
1日1箱ペースの僕にとってこの値上げは大事件。
値上げ直前の駆け込み消費というわけだ。
で、タバコの安売り専門店Cigarette Cheaperへ。
今日のお値段はマルボロ1箱$1.98。
思い切って10カートン買いだめしてしまった(うわぁ、ノンスモーカーの人に怒られそうだなぁ)。
1箱50¢として全部で$50得した計算になる。
それにしてもカリフォルニアのスモーカーは肩身が狭い。
レストランはもちろん、公共の屋内スペースは100%禁煙だ。
キャンパス内でも建物の入口にかろうじて灰皿が置いてはあるものの、「建物から最低30フィート(約9メートル)離れて吸うこと」なんていう貼り紙がしてある。
安心してタバコが吸えるのは自分の車の中とアパートの部屋くらいなのだ。
以前に僕が日本のショートホープを吸っていたらノンスモーカーの女の子から「こんな毒に『HOPE』という名前を付けるなんて信じられない!」と本気で非難されたこともある。
別に僕が名前を付けたわけじゃないんだけどなぁ。
とにかくここカリフォルニアでは「タバコは悪」という考えが日本とは比べものにならないほど強い。
自分の身体はともかく他人の健康を害するのが決して本意ではない僕としては、携帯灰皿と「May I smoke here?」の一言を忘れるわけにはいかないのだ。