ズバリ的中~~~!
いやぁ、こんなに上手くいくとは思わなかった、ホント。

ファイナルエッセイのお題は次の4つの中から1つを選べというもの。
「ESLクラスの成績をCR(クレジット)/NC(ノンクレジット)の2段階でつけること」
「同性愛者に平等権を与えるべきか否か」
「ドラッグの合法化」
「教育におけるテストの意義」
賛成か反対のどちらかの立場で最低3つの根拠を示し、そのうち1つについては反対意見を論破せよという条件付きだ。

「同性愛」と「ドラッグ」については展開まで考えてあったので、問題を見た瞬間に思わずニヤッとする。
で、よりしっかり考えてあった「同性愛」を選ぶことにした。

まずは「同性愛者にとって平等権は当然与えられるべき権利である」と立論。
「ほとんどの先進国で全ての人は法の下の平等を認められている。この中から同性愛者を除外する根拠はない」
「愛する対象は権力によって制限されるべきではない。たとえその相手が同性であってもである」
とサポートしていく。

そして問題の論破部分。
「一部の人は同性愛が自然の摂理に反していると主張するかもしれない」と反論を述べておいて、「最近の研究によって同性愛は先天的な要素が強いことが明らかになっている。それはまさに自然の摂理だ」と否定する。
さらに、「先天的な性嗜好性で差別するのは肌の色で人間を差別するのと同じで許されるべきではない」とアメリカ人の一番弱いところを突く。

最後に「同性愛に否定的な意見を持つ人は感情的なことが多い。あくまで冷静かつ論理的に考えるべきである」とまとめる。

ふぅ、終わった。
制限時間2時間に15分残して書き上げた。
これで単位は大丈夫だろう。

授業が終わった後、フーバー教授のところに「一緒に写真を撮って欲しい」と頼みにいくと、「with me ?」といいながら慌ててメガネを外しシャツのしわを整える。
意外にオチャメなのね。

これが“鬼のフーバー”の素顔です。

これからSanta Monica CollegeでESLを取るみなさん、確実に単位を取りたいという方にフーバー教授はお薦めしません。
事実、今日現在でCRがついているのは30人中たったの6人です。
もっと評価の甘い先生はいくらでもいますから。

ただし、本気で書く力をつけたいという方にとってフーバー教授は決して悪い選択ではないと思います。
少なくとも僕にとって彼の授業は意義がありました。
他の先生の授業を受けていないので風評でしかありませんが、ESLレベルでこれだけ多く書かせる先生はいないようです。
どうせ正課の授業になったらイヤというほど書かされるのですから、この段階で力をつけておくのもいいじゃないですか。

とにもかくにも僕のアメリカでの最初の学期は幕を閉じた。
明日からは丸1ヶ月の夏休み。
しかし、大学院の授業についていくためにまだまだ英語力が足りないのは自分が一番分かっている。
あと1ヶ月でどこまで成長できるのか。
やるべきことはいくらでもある。

がしかし、せめてこの週末くらいは何にも考えずにゆっくりしたいのがホンネなんだよなぁ。