先月の交通違反に対する裁判所出頭期限が明日に迫っているというのにまだ裁判所からの通知は来ない。
裁判所のホームページで調べてみても僕のデータはまだインプットされていないようだ。
改めて違反チケットを読んでいたら、なんと裁判所は土曜日は休みだということに気がついた。
やばいやばい。
ということで慌てて出頭することにした。

ダウンタウンの南に位置する交通裁判所。
入口の警備の人に「まだ通知が来てないんだけど」と聞くと「罰金を払うつもりならそこの列に並んで」と言われたのでおとなしく並ぶ。
怖そうな黒人のお兄ちゃんから派手な服装のアジア人まであらゆる人種の人がチケット片手に列を作っていた。

電光掲示板には「Welcome to the court !」のサイン。
窓口が空くと「May I help you」というアナウンスが流れる。
まったく裁判所らしくない雰囲気だ。

30分ほど待つと僕の順番がやってきた。
窓口で「まだ通知が来てないんだけど、期限は明日までって書いてある」と伝えると、お姉さんは「ちょっと待っててね。調べてみるわ」と言って奥の方に行ってしまった。
「アメリカの事務手続きはいいかげんだし、もし記録が残ってなければ罰金払わなくて済むのになぁ」とへんな期待をしていたのだが、世の中はそんなに甘くはなかった。
お姉さんは戻ってくるなり「あったわ」と言って僕の記録をコンピュータから引き出す。

「罰金は$136だけど、どうする?」
どうするって言ったって払うしかないじゃないか。
クレジットカードも使えるのだが、普段の生活ではほとんど受け付けてもらえない$100札と$50札を出して支払う。

「違反ポイントを消すためにトラフィックスクールに行こうと思ってるんだけど、どこで申し込みすればいいの?」と聞くと、お姉さんはなにやら書類をめくって調べた後、こう言った。
「あなたの違反のポイントは0点よ。だからトラフィックスクールに行く必要はないわ」
ラッキー!
実は、次回の自動車保険料がすごく値上がりすると聞いていたので心配だったのだ。

「Have a nice weekend !」というお姉さんの言葉に「You, too !」と応えて裁判所を後にする。
このところ1ヶ月間背負っていた肩の荷が下りた気分だ。

アパートに帰って、宿題。