昼頃、ケーブルテレビ会社のサービスマンがやって来て接続をやってくれた。
電話も通じるようになったし、これで最低限の文化的基盤は整った。
何より僕が必死の英語で依頼したのがちゃんと通じていたのが嬉しい。

前のアパートに行って正式な解約手続き。
鍵と駐車場ゲート用のリモコンを返却しただけで部屋のチェックも何もなし。
拍子抜けするような簡単さだった。
入居時に支払ったセキュリティーデポジット(保証金)は後日小切手が新住所に送られてくるということだ。

小切手と言えば、Santa Monica Collegeからキャンセル分の授業料$449が小切手で送られてきていた。
それから、長距離電話のAT&Tから「今、乗り換えれば$50差し上げます」という小切手が送られてきていた。
かつて申し込み時、パスポートや銀行口座明細のコピーを送らせたあげく契約を拒否したくせに、である。

アメリカの長距離電話会社は競争が激しく、あの手この手で競合他社から顧客を引き抜こうとしている。
中には数カ月ごとに会社を乗り換えて、様々な特典を享受している人もいるくらいだ。
僕もそうしようとこの小切手を換金することにした。

というわけで、我がメインバンクBank of Americaへ。

これまで小切手で支払うことはあっても受け取ったことがなかったので、換金の方法が分からない。
顧客係の女性に聞くと、小切手の裏にサインすればその場で現金化できるし、そのままATMで自分の口座に入金もできるという。

ものは試しとATMを使った入金をやってみることにした。
要領は日本の銀行のATMで入金するのと同じ。
だが、機械は小切手を読みとることが出来ないので、紙幣や小切手を備え付けの封筒に入れて自分でその金額を打ち込むというやり方だ。
$449+$50=$499とキーパッドから打ち込み、封筒ごとATMに挿入する。
後日、口座の明細が郵送されてくるようだが、今ひとつ信用できない違和感は残る。
ま、みんなそうやってるのだから大丈夫なのだろう。

続いては、空っぽの冷蔵庫を埋めるべく超安売りスーパーMax Foodsへ。
1週間分の食料品を調達する。

いつも車ではヒアリングの練習を兼ねてAMのニュースラジオを聴いているのだが、今日は何となくFMをつけてみた。
聞いたことのない、爽やかな曲が流れてきた。
L.A.の青い空にとてもよく似合う曲だ。
何だか気分まで澄み切ってくるような曲。
一人で車を走らせながら、この街のことが前よりもっと好きになっていく気がした。

夜、1ヶ月後に帰国するというNaruちゃんの家へ。
“帰国セール”で家具などを安く譲ってもらえるという話を聞いていたからだ。

彼女が処分したがっているのは豪華なソファー。
僕にはもったいないくらいの代物だが、その他にテーブルや照明器具などもセットにしてくれるということで商談成立。
とりあえず第1弾としてテーブルを受け取る。

帰宅して早速、パソコンをセッティングしてみた。

とりあえずこれで寝転がりながら勉強しなくても済む。