木曜日。今日が終われば週末だ。
エネルギーを振り絞って学校へ向かう。
教室に入るとクラスメイトたちが壁の成績表に見入っている。
みんな、何とか「CR」を取ろうと必死なのだ。
で、週末恒例のインクラスエッセイ。お題は、
「母国の大学生とアメリカの大学生を比べてその違いを述べよ」
「“類は友を呼ぶ”というが、キミと親友の類似点を論ぜよ」
「母国の文化における男女の育てられ方の違いを述べよ」
「“大都市はどこも同じだ”というが、よく知る2つの大都市を例に挙げて類似点を述べよ」
この4つの中から好きなものを選べというものだった。
ただし、今週習った「比較と対照」というスタイルを踏まえて書かなければならない。
どれでも書けそうで、かえってトピックの選択に悩む。
アウトラインを考えてはやめ考えてはやめ、結局「大都市~」のアウトラインができたときには20分が経過していた。
ありきたりだが「東京」と「Los Angeles」を比較して、「交通渋滞」「郊外都市の存在」「エンタテイメント産業の集中」の3つを類似点として列挙し始める。
ところが、今日に限って頭が働かない。
漠然としたイメージは浮かんでいるのだが、それがピタッとくる英語に置き換わらないのだ。
やっぱり寝不足はいかん。
時間いっぱいかけてどうにかこうにかカタチにはしたものの、とうてい自分で納得のいくエッセイではない。
授業が終わって本来なら週末の開放感でいい気分なはずなのに、どうも重苦しい気分だった。
泣いても笑ってもESLはあと1週間。
自分で納得のいく結果を出さなければ。
昨日ドロップを検討していたクラスメイトは今日教室に来なかった。