やった! カリフォルニア州運転免許一発でゲット!

朝8時、付き添い役を快く引き受けて下さった恵さんとカルバーシティーのDMVで待ち合わせ。
「彼女がカリフォルニア州免許を持っているんだね?」
窓口でそう聞かれ、今度は堂々と「イエス!」と答える。

自動車保険証のコピーを提示して、すぐにスタート地点でスタンバイ。
ヒスパニック系の女性試験官が僕のクルマに近づいてくる。
「左のウィンカーを出して」「今度は右」「ブレーキを踏んで」「ヘッドライトをつけて」「ワイパーを動かして」…。
チェックリストを片手に試験官が次々に指示を出す。
時々はっきり聞き取れないこともあったが、なんとか切り抜ける。

事前チェックが終わり、試験官が助手席に乗り込んできた。
「右折、左折、停車など、私が指示した通りに運転しなさい。特に指示がないときは直進しなさい」
そんな説明の後、いよいよ発進だ。

「指示が聞き取れなかったらヤバイな」
そんな心配をよそに、彼女の指示はシンプルで分かりやすい。
「Make the right turn」「Change the lane to the left」
聞き取りが怪しいときは彼女の指示をオウム返しに復唱して確認しながら、いつもより慎重に運転していく。
特に気を付けたのは、右左折や車線変更の時、大げさに振り返って後方確認をすることだ。

途中、路肩にクルマを停車させて直進バックの指示が出る。
左ハンドルの右肩越しに後ろを振り返りながら後退。
その直後、試験官がこう言った。
「Leave the car」

「えっ? クルマから離れろ?」
僕がサイドブレーキを掛けてシートベルトを外そうとすると、
「No, no, no. Start the car!」
つまり、クルマを発進させろ、ということだった。
後から思えば笑い話だが、試験中の本人は笑えない。

DMVの周辺を15分くらい走ってスタート地点に戻る。
「(You are) passed」
合格だ。

あるかもしれないと思っていたフリーウェイ走行もなく、日本で普通に走っていれば簡単に合格できるレベルだと思う。
返してもらったスコアシートを見ると「交差点の停止線」「右折時の安全確認」などで6点減点(15点以上の減点で失格)になっていた。

その後、写真を撮って仮免許を受け取って終了。
本物の免許証は自宅に郵送されてくるということだ。

午後は、偶然にもL.A.にいることが判明したかつての仕事仲間、篠原さんと再会。
彼は今、Los Angeles City Collegeで映画を専攻している。
サンタモニカプレイスの中華レストランでランチの後、スターバックスのライバル店だというCoffee Beanでお茶。
かつてこの店の前にある語学学校に通っていたという彼は、ここで2回アルバチーノを目撃したらしい。

サンタモニカ近郊の安い店情報をいろいろ教えてもらいながら、すぐ近くのタワーレコードへ。
「鈴木さん、ハガキは買うもんじゃありませんよ。ここならタダでもらえるんですから」
彼の言うとおり、店頭にプロモーション用の絵ハガキが何種類も置いてある。

さらに、アパートのすぐ近くに99¢ショップ(日本の100円ショップみたいなもの)があることも判明。
帰りに寄り道して、乾電池と水を買って行く。
確かに安い。また来よう。