午前7時起床。
CD-ROM用ビデオの撮影のため、篠原さんと一緒に久しぶりのSanta Monica Collegeへ。

前もって調べておいた時間を見計いESL教室でフーバー教授を呼び止め趣旨を説明すると、快く引き受けてくれた。
「仮定法」の授業が行われている教室で5~6分カメラを回し、休み時間にオフィスでフーバー教授のコメントをもらう。

キャンパス内の風景を撮影した後、Hisaeちゃんの家へ。
かつて篠原さんと語学学校で一緒だったという彼女はSanta Monica Collegeにほど近い一軒家にホームステイ中。
他にホームステイをしている仲間はいないので貴重だということで撮影をお願いしたのだ。

撮影後、一旦アパートに戻り明日〆切のDirectorムービーを仕上げる。
Jamesからは「たった数十秒のビデオをレンダリングするのに1回50分もかかるんだ。たまらないよ」という泣きのメールが届いていた。

夜、ドリームワークスの取材でL.A.に来ているテレビ朝日「トゥナイト2」の橘寛基ディレクターを滞在先のホテルに訪ねる。
約1年ぶりに会った橘さんは開口一番「鈴木さん、雰囲気がアバウトになりましたねぇ。前はもっと緻密な感じだったのに…。いや、いい意味でですよ」。
おいおい、それってホントに誉めてるの?
どうやら開放的なL.A.の気候が僕をアバウトに変えてしまったらしい(笑)。

かつて「トゥナイト2」から激安・価格破壊や食べ放題ブームを巻き起こしたこともある敏腕ディレクター橘さんは現在、ゲームなどデジタルエンタテイメント業界の取材を精力的にこなしている。
僕と年齢も近く、興味の方向が同じなのでとても馬が合う。

渡米直前に会った時の「5年後にはお互いの分野でトップランナーになって、何か面白いものを一緒に作りましょう」という約束を覚えていた橘さんは「鈴木さん、あと4年ですからね」と笑いながらプレッシャーをかけてきた。
やばいぞ。
トップランナーとはほど遠い生活じゃないか、僕は(笑)。

一緒に話したレポーターの岡元あつこさんは画面から受ける印象とは異なり(失礼!)、とっても頭の回転の速い人だった。
もっとも、僕と橘さんの「SONYはプレステ2で本当は何を狙っているのか」という超マニアックな話題の時には目をパチクリさせながら聞いていたけれど(笑)。

話はとどまるところを知らず、気がついたらなんと朝の4時。
なごりを惜しみつつ、ホテルを後にしたのだった。