午前9時起床で学校へ。
New Direction in Electronic Mediaの授業だ。
今日はまず先週積み残したメーリングリストやニューズグループによるコミュニケーションについての考察から。
これまでコミュニティーといえば「興味関心」「目的」「所属」などが共通であるだけでなく、「地理的条件」すなわち物理的な距離の近さが重要な要件になっていた。
ところがインターネット上のコミュニティーでは参加者は「距離」から解放された。
地球上のどこにいても同じ条件でコミュニティーに参加することができるのだ。
それだけじゃない。
参加者は必ずしも同じ時間に集まる必要はなく、時間的制約からも解放された。
直接会うのに比べると相手の顔色や声色が分からないというデメリットもあるが、その分、性別、年令、人種、障害の有無にとらわれないというメリットもある。
もちろん、直接会わなければできないこともたくさんあるけれど、バーチャルコミュニティーを全面否定するのも損だ。
目的にあわせて両方のいいとこ取りすればいい、と僕は思う。
クラスディスカッションの途中でなぜかナンパスポットの話に。
「昔はスーパーマーケットが出会いの場だったのが今は本屋のコーヒーショップが流行になっている。さらにインターネットのチャットでナンパする時は…」という流れだ。
そこで僕の頭に浮かんだのは、今年の正月に一時帰国したKosukeから聞いた日本の最新ナンパ情報(笑)。
「鈴木さん、最近はナンパした女の子と電子メールのアドレスを交換するんですよ」
こういう時は自宅の電話よりケータイの番号を使うというのは知っていたけれど、まさか時代がそこまで来ているとは思いもよらず、びっくりしたので覚えていたのだ。
これを学術的に分析すると(笑)、「自宅の電話」→「携帯電話」→「電子メール」の順で相手を時間的に拘束しない。
つまり、相手が捕まりにくいってことだ。
ナンパの世界でも相手を気遣う流れがあるのかな。
もちろん、関係を拒否するのもこの順番でだんだん簡単になる。
識者コメントなら「若者のコミュニケーションが浅薄になっている」とか言うところだろう。
てなことを発言しようと思って構えていたのだけれど、どうしてもタイミングが見つからず、ダメ。
別のネタで教授が「Hiro、これは日本ではどうなっているんだ?」と話をふってくれたのに質問がうまく聞き取れず、Makiちゃんに答えを引き取ってもらうというふがいなさ。
結局、今日の発言はゼロ。
う~ん、いかんなぁ。
授業の終わりにMidterm Paperとプレゼンテーションの原稿が返却された。
「インターネットはパーティーである」と書いたプレゼンテーション原稿の方は何と100点!
“Excellent work!” なんて書いてある。
よしよし、と思ってMidterm Paperを見ると、なんと点数がついていない!
「OrwellとHuxleyの著作に描かれているような事態は現代のアメリカあるいは日本の文化にどう反映していると思う? それについて会って話そう」と書かれている。
素直に解釈すれば呼び出し&書き直しということだろう。
う~む、ハズしたか…。
同じ指摘を受けたのはどうやら僕だけではなく、Makiちゃん、Marikoちゃんをはじめ何人ものクラスメイトが呼び出しされているらしい。
ああ、Final Paperを書く前にもう一つ仕事が増えちゃったぞ。
そうそう、ずいぶん前にやった「トゥナイト2」のバンジージャンプレポートが放送1000回記念のVTRで放送されたという情報を日本の知人がメールで知らせてくれた。
見たかったなぁ。