午前9時起床で学校へ。
久々に6時間くらい寝たので目覚めもいい感じだ。

Computer for New Mediaの授業は引き続きLingoというスクリプト言語の解説と実践。
先学期のFinal Projectでも一緒だったJamesとチームを組む。

見た目の通りさわやかな彼はマルチメディアと同時に社会学を専攻する好青年。
英語が不自由な僕の「えっ、今なんて言ったの?」攻撃にもいやな顔ひとつせず、とことんつきあってくれるいいヤツだ。

Gotthoffer教授が作ってきた簡単なDirectorムービーを自分たちなりに分析し、どうやったらそんな動きが実現できるのか2人で試行錯誤。
まだまだLingoの知識が足りないのでテキストと首っ引きでやるしかない。
今週末は集中してマニュアル本を勉強しなくては。

授業の最後に18ページのゲーム企画書(書式から想像するにGotthoffer教授が博士課程の論文として提出したもののようだ)が配られる。
来月締切のCD-ROMプロジェクトはこれがベースになるようなのでしっかり読んでおかなければなるまい。

続いてEnglish Conversation Class。

今日一番面白かったのはイランから来た女の子の「母国では宗教上の理由で肌を露出してはいけない」という話。
白装束で全身を包んだイスラム女性の映像はテレビでよく見るけれど、家にいるときもあの格好なのだろうか?
答えは「そんなことないわ。あれは公の場所でだけ。部屋ではわりとくつろいだ格好もしてるのよ」とのこと。
ちなみに今日の彼女はジーンズにトレーナーというカジュアルな服装だった。

帰り際にSPICEへの手紙を書いてもらうために学部事務所へ。
用件を説明すると、学部長と話すよう言われ、そのまま部屋に通された。
Radio-TV-Film学部の学部長はDr. Judy Marlaneさんという女性だった。

「Mass Communication500の授業が今学期キャンセルされているのがネックで他の院の授業が取れず、やむなく学部の授業を2コマだけ履修しているんです」
「他に興味のあるクラスはないの?」
「できればマルチメディア関連の科目に集中したいんです」
「手紙はいつまでに欲しいの?」
「As soon as possible」

すると彼女は突然隣の部屋に行き、秘書らしき人に向かってブツブツしゃべっている。
2~3分後、戻ってきた彼女の手にはなんと手紙が。
「この手紙で大丈夫だと思うわ」
そう、彼女の“ブツブツ”は口述筆記だったのだ。
しゃべるだけで手紙が書けてしまうなんて、さすが学部長(笑)。

そこで彼女から思わぬ言葉が。
「Radio-TV-Film学部は来学期以降マルチメディア関係の授業を大幅に増やす予定よ。今のままじゃコンピュータが足りないから新しい校舎も建てるつもりだし。あなたにとっても朗報じゃないかしら」
おおっ、そりゃあスゴイ!

「院にもマルチメディアの授業が増えますか?」と聞くと、「ぜひそうしたいと思ってるわ。Gotthoffer教授のように優秀な教授が必要ね」。
さらに「400番台(4年生以上の履修科目)のクラスなら院の卒業単位に算定されるから決して無駄にはならないわ。安心して」とのお答え。

なんだか目の前が急に明るくなってきたような気がする。
それだけL.A.ではマルチメディアを勉強した学生のニーズが高いのだろう。
これならトランスファーしなくても済むかもしれないぞ。