午前7時起床。
授業はいつも通り11時からだが、その前にInternational Student OfficeにSPICEの書類を提出しなければならないため、早めに家を出る。
本当は30分もあれば十分だけれど10時半では駐車場が確実に満車だから仕方なく9時に到着。
あ~あ、また寝不足だ。
オフィスではRoopaさんが僕を待ちかまえていた。
地震については3件も要望が来るとのこと。
とりあえず3月5日を本番として、その前に日時を決めてリハーサルを行うことにした。
「今、日本のテレビ関係者に阪神大震災のVTRを探してもらっています」というと、「それはぜひ見たいわ」とかなり期待している様子。
ということなんで、笹生さん、ぜひよろしくお願いしますね(笑)。
授業までカフェテリアで時間をつぶしてNew Direction in Electronic Mediaの教室へ。
教授が今日のディスカッションを切り出す前に1人のクラスメイトがこう言った。
「テキストの中ではテレビがボロクソに言われてますが、私たちはそんなに希望のない職業に就くために勉強してるんですか?」
なるほど。
僕はもちろんテレビの良いところも悪いところも相対化して冷静に読んでいたけれど、これからテレビ制作の仕事に就こうという学生には気になるところなんだろう。
この一言をきっかけにクラス全体を巻き込んだディスカッションが始まった。
「大学の授業とは何か?」「キャリア教育の意義は?」から始まって、「メディアとは何か?」果ては「幸せとは何か?」まで実に2時間に及ぶディスカッション。
なかなか興味深い内容なのだけれど、僕はなんとか流れについていくだけで精一杯。
自分の意見を言おうとした瞬間に議論は次のトピックに移ってしまっている。
僕がよほど何か言いたそうな顔をしていたのだろう、教授が流れを止めて「HIro、日本ではこれはどうなってるんだ?」と助け船を出してくれたてやっと発言できるというありさま。
しかも、直前の発言が聞き取れていなかったので「質問の要点をもう一度お願いします」と聞き直してから答えるという体たらくだ。
はぁ、情けない。
言いたいことがあるのに言えないというのはかなりストレスがたまる。
もし同じディスカッションが日本語で行われていたらいくらでも語ってやるのになぁ。
後半は「テレビ」と「書籍」のメディア特性の違いについてのディスカッション。
「リサーチペーパーを書くときに書籍で調べるのとテレビで調べるのでは何が違うか?」という教授の質問に対してみんなが口々に意見を言い合う。
書籍だとめんどくさい、時間がかかる、イライラする、といった否定的なものが代表意見。
一方テレビは楽だ、面白い、便利だという肯定的な意見が多い。
ひねくれ者の僕が「テレビは繰り返しできない」とあえてネガティブな見方を出すと「だったらビデオに録画すればいいじゃん」だと。
アメリカの若者もみんなテレビが好きなんだなぁ。
またもや脳みそがウニのようになっていると、あっという間に時間終了。
どうしてもタイミングがつかめずに言えないことがあったので授業後、教授のところに行って一言。
「でも、1時間のドキュメンタリー番組を作るのにスタッフは数十冊の資料を読むんですよ」
すると教授は「それは面白い意見だ。ぜひディスカッションの間に出してもらいたかったよ」。
だから、それが言えなかったんだって(泣)。
授業の後一服していると、先学期のクラスで一緒だったTheoが声をかけてきた。
今日もし時間があったらRTVF341「Video Production snd Editing」の実習を手伝って欲しいという。
「いいよ」と軽く返事をしたら、なんとミニドラマに出演してくれというのだ。
「英語のセリフはしゃべれないよ」と釘をさしたら「セリフはないから大丈夫」と笑う。
約束の時間に指定場所の教室を訪ねると、全く面識のない外人(当たり前だ!)が10人ほど集まっていた。
説明によるとこれは学園ドラマで僕は宿題をいっぱい出す意地悪な教授の役なのだという。
カメラは1台だけだけど、モニターや照明などはちょっとしたロケ番組に負けないほどの機材。
CSUNのテレビ制作学科は機材が充実しているというのは本当らしい。
ディレクター役の学生の指示に従って撮影はスムーズに進む。
時々英語の指示が分からなかったりするけれと、それはそれでご愛敬だ。
当たり前だけど本当に「アクショ~~~ン!」「カ~~~ット!」っていうんだなぁ(笑)。
自分の出番がない時はデジカメを持って逆取材。
「インターネットに載せたいんだ」と言うと「今晩絶対チェックするからURLを教えて!」攻撃を浴びる。
というわけで、メチャクチャ眠いのに頑張って更新しているのでありました。