午前7時起床。
文化放送「梶原しげるの本気でDONDON」の生放送。
スタッフルームに到着するやいなやプロデューサーのNさんが「本の反響あったわよ」。
先週金曜日に告知したリスナープレゼントに応募ハガキが約80通も届いていたのだ。

ハガキの他に電話での問い合わせもあったという。

ハガキには「僕も30才で留学を考えています」とか「娘が留学したいと言っているので参考にしたいんです」といったメッセージが。
僕の本が少しでも役に立てるのならこれ以上の喜びはない。

今日のテーマは「野村沙知代“騒動”」(「野村沙知代“問題”」ではない)。
僕は精神科医の高橋龍太郎さんを取材して「日本中が何故飽きもせずサッチー問題に夢中になってしまうのか?」という質問をぶつける。

オンエア終了後、高田馬場にある劇団吟遊市民事務所へ。

劇団主宰者で放送作家としても活躍している倉迫康史は大学時代の後輩。
若手劇団主宰者をネットワーク化するメーリングリストを立ち上げるなど次世代の演劇を目指して精力的に活動している。
すぐ近くで高い志を持って頑張っている彼を見ていると、僕も頑張らなければと刺激を受ける。

夜、「トゥナイト2」の橘ディレクター(写真左)、作家、ソフトウェア・プロデューサーの渡辺浩弐さん(写真右)、放送作家の下尾雅美さんと四谷のインド料理。

下尾さんは「ウゴウゴルーガ」から「報道2001」まで幅広い番組を手がける実力派。
かつてはあの「ザ・ベストテン」で『今週のスポ~~~~ットライト!』という台本も書いていたという業界の巨匠だ。

そんな下尾さんが「Los Angeles留学日記」を読んで『面白かったよ。日本にいるうちにぜひ会おう』と声をかけて下さったのだ。
尊敬する先輩に評価してもらえたのが素直に嬉しかった。
たとえそこに多少の社交辞令が含まれていても、だ。

「オレも31才の時、仕事を全部やめてあちこち放浪したことがあったんだ。その時に充電したエネルギーでその後10年突っ走って来れたんだと思うよ。鈴木も頑張れ」と、下尾さん。
僕にとってはこれ以上ないエールだ。

一方、初対面の渡辺さんはデジタルエンタテイメント界の旗手。
ハイテクカルチャーの領域を中心に書いた小説は次々に映像化され、ゲームをプロデュースし、若者から圧倒的な支持を受けている。
ホームページのプロフィールを見ると「ああ、僕もこういうことをやりたいなぁ」と思っていたような仕事を次々に実現し成功させている、羨ましい存在だ。
正直言って嫉妬さえ覚える(笑)。

そんな渡辺さんの話の中で興味深かったのは「アメリカでは映画制作の手法がきちんと体系化され大学などで学ぶ後進に効率的に伝えられてますよね。日本でも例えばゲーム制作などのノウハウを整理して体系化すべきです」という意見。
実際に早稲田大学の講師として自分の経験を教えているだけに説得力がある。
そんな授業が日本語で受けられるなら僕もわざわざアメリカくんだりまで行かなくて済むのに(笑)。

クリエイターとして、オピニオンリーダーとして、そして自分の知識と経験を次世代に伝える語り部としてフル回転の活躍を見せる渡辺さん。
その上、誠実で男前だなんて、カッコよすぎるぞ。

近い将来、ぜひ一緒に仕事をしたいと思う。
そのためにはまず知識と経験と実力をつけることだ。
この気持ちが次なる努力のモチベーションになる。