アメリカはLabor Dayの休日。
そろそろ語学学校の入学手続きをしようと思っているのだが、今日は学校もお休みだ。
昼頃起き出してきて、近くのスターバックスへ。
インターネットで知り合ったいけしたさんご夫妻と会うためだ。

いけしたさんは映画のバイリンガルシナリオを出版しているスクリーンプレイ出版で5年間編集長をつとめた後、今年6月からCalifornia State University, fullertonの大学院でTESOL(英語教授法)を専攻しているという、いわば英語教育の専門家。
英語の勉強で四苦八苦している僕の日記を読んで「もっと効果的な勉強法もありますよ」というメールを下さったのだ。
そりゃあ、お会いするしかないでしょう(笑)。

驚いたことにいけしたさんは初対面の僕のために何冊もの本とビデオとCDを持ってきて下さった。
ひとつひとつその特徴と利点を説明した上で、なんとそれらをしばらく貸して下さるという。
ううっ、ありがたくて涙が出る。
ホームページを作っていてよかった……。

さらに、ごく近い将来、英語教育にも間違いなく導入されるであろうマルチメディアの可能性について意見交換。
ユーザーが能動的に関わるインタラクティブ・エデュテイメントソフトの話で大いに盛り上がる。
勉強だって楽しくてやめられなくなるような方法がきっとあるはずだ。
そして、そこにはエンタテイメント職人たる僕の出番も。

アパートに帰ってきて、さっそく「これだけで聞ける・話せる UDA式30音でマスターする英会話」
(鵜田豊・著/SSコミュニケーションズ)の本とビデオに挑戦。
これだけで聞ける・話せる UDA式30音でマスターする英会話
これは、日本語の感覚や口の形では発音できない30音(子音24・母音6)を徹底的にトレーニングしようという教材だ。
一通りやってみると、これまで漠然と勉強していた英語についていくつかの発見があった。

まずは「英語のスペルは規則的だ」ということ。
英語のスペルはもともと発音を示したものだから、綴りを見れば発音が分かり、聞き取れればスペルが書ける。
日常会話でよく使われる単語に例外が多いので勘違いしやすいが、単語の80%以上はスペルと発音が一致しているのだという。

同じことだが「英語は表音文字だ」ということ。
これは分かっているようで分かっていなかった。
例えば「school」は「ス・クー・ル」ではなく、「s-ch-oo-l」(ス・ク・ウー・ル)。
つまり、日本語のひらがなやカタカナと同じで、スペルを1音ずつ正しい音で読んでいけば正しい発音になるのだ。

そして「聞き取れないのはスピードのせいではない」ということ。
僕らが人混みや騒音の中でも人と話せるのは、脳の排他作用によって雑音を自動的に排除しているから。
同じように、母国語にない音は「雑音」として排除されているから聞こえていても意識が認識できないのだ。
逆に言えば、英語の発音を「これは必要な音だ」「雑音じゃない」と脳に覚え込ませれば排除されなくなる。
そのためにこの30音を徹底的に訓練しなさいというわけだ。

僕の当面の目標は「美しい発音」ではなく、「授業がしっかり聞き取れること」だが、そのためにも正しい発音を身につけることが必要らしい。
ビデオを何度見ても「L」と「R」が聞き分けられない僕に明日はあるのか!?(笑)