午前6時起床で学校へ。
今学期最後のComputer for New Mediaの授業だ。
教室でプレゼンのチェックをしていると、クラスメイトのElainがやって来て「ねぇ、Hiro、ちょっと来て」と言う。
何だろうと後をついていくと別の部屋にクラスメイトが数人集まっていた。
Elainが50cm×80cmはあろうかという巨大なカードを取り出して「Gotthoffer教授に寄せ書きを贈ろうと思うの。メッセージを書いてくれる?」。
答えはもちろんYes。
クラスメイトほぼ全員が感謝と惜別のメッセージを書き込んだ。
何事もなかったように教室へ戻り、JavaScriptプロジェクトの発表。
僕とJamesも無事プレゼンテーションをこなす。
僕らの作品は他のクラスメイトから「これはどうやったんだ?」とか「ソースを見せてくれよ」と言われるほど大好評。
教授も大きくうなずいているし、これで成績もバッチリだろう。
全員のプレゼンが済んで、ついに授業も終了。
Elainがカードを教授に手渡すと、ごく自然に拍手が巻き起こる。
「マルチメディアの分野はまだ始まったばかりで誰もが試行錯誤している段階だ。君たちがこの授業で学んだ知識や経験は業界から大いに求められるだろう。何度も言ってきたことだけれど、この世界に唯一の正解というのはあり得ない。君たちが自由な発想で活躍してくれることを期待しているよ」
教授はそう言うと、一人ひとりと握手して別れを告げる。
僕がありったけのボキャブラリーを駆使して感謝を伝えると、がっちり手を握って「Keep in touch(連絡をとり続けよう)」。
なんだかジ~ンとしてしまった。
授業の内容についてはもちろん、それ以外のことでも常に適切なアドバイスをしてくれたGotthoffer教授。
彼と出会ったからこそ僕は自分の進むべき方向性をしっかり確認することができたのだ。
残念ながら先生と生徒という関係は今日で終わってしまうけれど、これからも友人として長くつき合っていきたいと心から思う。
これにて春学期の授業は全て終了。
後半、少し息切れしかけたけれど、なんとか終えることができてホッとしている。
やっと肩の荷が下りた感じだ。
相変わらず英語の壁は高いけれど、体調が万全で集中することさえできればディスカッションについていくことくらいはできるようになった。
しかし、自分で満足できるレベルにはまだほど遠いというのが正直なところ。
もっと耳と口を鍛えて、適切なタイミングで言いたいことをビシッと言えるようになりたいと思う。
最大の障害は授業の中身じゃなくて英語なんだよなぁ…。