午前9時起床。
いよいよ新学期が始まる。
授業は11時からだが、この時間帯は駐車場のラッシュアワーだ。
10時半に学校に到着していたにもかかわらず案の定なかなかスペースが空かず、教室に飛び込んだのは11時ギリギリだった。
今日の授業はRTYF(Radio TV Film)315「New Direction in Electronic Media」。
先生は先学期もお世話になったDoug Gotthoffer教授だ。
教室は定員の25人を超える超満員。
科目登録の時にあぶれてしまった学生がキャンセル待ちを狙って教室に来ているのだ。
ちなみに科目登録をキャンセルすることを「Drop」、新しく登録することを「Add」といい、新学期最初の1週間は担当教授のサインさえもらえばこれらが自由に出来る。
もちろん定員に空きがあればの話だが。
まずはシラバスが配られて授業の内容説明だ。
「テレビが過去50年の間に及ぼしたのと同じようにコンピュータは社会を再構築する潜在力を持っている。この授業ではテレビについての議論から出発して、テクノロジーとメディアの理論的・実際的影響力について予断を排除した議論を深めていく」
う~ん、いいじゃないか。
まさに僕が勉強したかったことだ。
「授業はSeminar(ゼミ)形式で行われ、クラスディスカッションが中心となる」
「クラスは毎回3時間。積極的に議論に参加すること」
「授業以外にも本を読み、その知識、分析をディスカッションに反映すること」
これはかなり心配。
いくら議論したくても他人の意見を正しく理解し自分の意見を正確に伝えることが出来なければ話にならない。
やっぱり英語力が問われるんだよなぁ。
「『Think Pieces(問題提起のためのペーパー)』2回、『Midterm Paper(5ページ)』、『Final Paper(12~15ページ!)』を提出すること」
うわぁっ、これは大変だ。
相当気合い入れていかないと。
ちなみにFinal Paperのお題もすでにシラバスの中で発表されている。
「近代コミュニケーション技術が社会に与えるインパクトについて批評的な疑問を提示せよ。そしてそれに答えよ」
テーマ自体は僕の興味関心にぴったりだ。
しかし、最低12ページとは…。
憂鬱だなぁ(笑)。
「成績は『何を記憶したか』ではなく『得た知識をいかにディスカッションやペーパーに生かしたか』を基準に採点する」
「この授業に正解はない。私も知らない」
これは先学期のComputer Fundamentals for Multimediaと変わらない。
Gotthoffer教授の持論なのだろう。
僕は彼のこういうやり方がけっこう気に入っている。
クラスにはCoffee Hourで知り合ったShimもいて「このクラス大変だよ」と嘆いている。
びっくりしたのは日本人が僕の他に2人いたこと。
先学期は1人もいなかったからなぁ。
あいさつすると2人とも僕より留学歴が長い先輩だということが判明(もちろん歳は僕より全然若いけれど)。
Marikoちゃん、Makiちゃん、困ったときは助けてね(笑)。
授業の後、ブックストアに教科書を買いに行く。
「Amusing Ourselves to Death」by Neil Postman と「Silicon Snake Oil」by Clifford Stollの2冊で$25.38。
思ったより安くて助かった。
が、次回の授業までに63ページ読まなければならない。
よっしゃ、気合いだ、気合い!