午前7時起床で学校へ。
いよいよSPICEのスピーチの日がやってきた。

プレゼンテーションが行われるのはGeology300環境地質学の教室。
約25人の学生が座っている。
スピーチをするのはRoopaさん(インド)、Anna(ロシア)、そして僕の3人。
RoopaさんもAnnaもSPICEのベテランで、先学期はなんと50回以上のスピーチをこなしたという。

先輩の2人がそつなくスピーチをこなした後、いよいよ僕の順番。
人前でしゃべること自体は苦じゃないけれど、心配なのはやはり英語だ。

インターネットで見つけてきた環太平洋造山帯のスライドを見せながら「日本は火山の真上に横たわっているようなもので、住むには大変危険な国です」というところからスタート。
さすがは地質学のクラスだけあって何人かの学生がうなずいている。
僕の英語はちゃんと伝わっているみたいだぞ。

関東大震災の写真を見せながら、伝統的に木造建築が多いので地震に伴う火災が発生しやすいこと、毎年9月1日は防災の日で全国的に防災訓練が行われることなどを説明し、いよいよ阪神大震災のVTRへ。

クラス中が食い入るようにVTRを見ている。
まさにSeeing is believing。
その後の阪神大震災の説明はかなり関心を持って受け止めてもらえたと思う。

7分のスピーチはあっという間に終了。
その後の質疑応答では津波についての質問が出た。
英語でもTsunamiという日本語がそのまま使われているらしいと知ってヘンに感心したのだが、中途半端な知識しかなくてうまく答えられなかったのが残念だった。

もう一つ感心したのは、教室に聴覚障害の学生のための手話通訳ヘルパーがいたこと。
僕のスピーチと平行して彼女の手が表現力豊かに動いていた。
果たして僕のブロークンな英語はきちんと伝わったのだろうか?
ちょっと心配だ。

授業の終了後、教授が僕ら3人のところにやって来て「とても印象深いスピーチだったよ」と一言。
だが、僕は嬉しいというよりも肩の荷が下りてホッとしたというのが正直なところだ。
僕は来週の月曜日にも同じ教授、同じトピックでスピーチをすることになっている。
次はもう少しこなれた英語で余裕を持ってできるといいのだけれど。