なにかとドタバタして落ち着かなかったが、久しぶりに自由時間がたっぷりの一日。
“勉強したくてたまらない”エネルギーが吹き出した。
まずは<「英会話スーパーレッスン30分 1日30分・1ヵ月で身につける553の生活表現」
残り5日分を一気に片づけて、終了した。

全体的に例文は基本レベル。
「読む」ことだけでいえば僕でも楽勝だ。
だが、「聞く」「話す」ということになると一気にレベルダウンしてしまうのが今の僕の実力。
付属のCDを聞き取れない自分の耳に腹が立つ。

続いて「WIRED」9月号。

先日読み終わった「33人のサイバーエリート」の著者で出版エージェントJohn Brockmanの記事を精読する。

興味深かったのは彼がスタートさせたThe RightsCenterというシステムについての記述。
これは、彼の出版企画書と原稿をウェブ上に載せ、出版社や編集者がURLとパスワードを教えてもらって閲覧するというものだ。
今まで紙に印刷し郵送していた経費が削減できるのはもちろんだが、メリットはそんなことではない。
世界中に即時公開できるので、各国の仲介エージェントが必要なくなる。
ある小説は1週間で9カ国に売ることができたという。

彼はこのシステムを出版界のeBayにしたいという野望を持っている。
つまり、世界中の物書き、編集者、出版社が参加料を払って参加する出版企画と原稿のオークション。
企画や原稿を売買する自由市場を作ろうというのだ。

この市場のすごいところは、目に見える物質(アトム)ではなく、「企画」という目に見えない情報(ビット)を扱うという点。
とかく(日本では特に)ないがしろにされがちな「アイデア」が、日の目を見たり正当に評価されたりするチャンスが増えるのではないだろうか。
買う側にとってもよりよい「アイデア」を手に入れられる可能性が高まるはずだ。

同じシステムは例えばゲーム企画、番組企画にだって応用できる。
オリジナルのゲーム企画を扱う市場があれば面白いアイデアはゲーム会社が買ってくれるかもしれないし、A局でボツにされた僕の番組企画をB局のプロデューサーが欲しがるかもしれない。

かつてアイデアを出し原稿化するのが仕事だった僕としては、なんだかすごくワクワクしてしまうのだ。