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2005年04月30日

●「日本のお金持ち研究」

「日本のお金持ち研究」
日本のお金持ち研究

世の中には億万長者になるための啓発本がたくさんあるけれど、この本はそれらと異なり、日本の富裕層と呼ばれる人たちの実態を経済学者が体系的に調査した結果をまとめたもの。
年収1億円以上のお金持ちへのアンケートという客観的なデータが様々な角度から検討されている。

一番興味深かったのは、日本の億万長者の2大メジャー職業は「医師」と「オーナー経営者」であるということ。
意外にも「大企業の役員」や「弁護士」は日本ではお金持ちではないのだ。
「芸能人」や「スポーツ選手」も億万長者の中では決して多数派ではない。

僕が子供の頃には、一生懸命勉強して一流大学から一流企業に入り出世するという漠然とした成功モデルがあったが、大金持ちになることを成功とするならば、このモデルは間違っていることになる。
それよりもむしろ自分で会社を興し、オーナー社長になる方が億万長者になる確率は高いのだ。

つい先日もホリエモン騒動でIT長者が注目を浴びたけれど、最近の成功モデルはああいうことなのかな。
この傾向が一時的なものでないとすれば、子育てや教育に関する親の意識も変わるかもしれない。
ちょっと面白いな。

Posted by 鈴木 裕史 on 2005年04月30日 22:38

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