午前9時起床でホテルの朝食。
さすが高いホテルだけあってボリュームもたっぷりだった。
さっそく街歩きにくり出す。
ホテルから市の中心部へ向かうAnspach通りを歩いているとインターネットカフェがいくつもある。

ニューヨークやロンドン、パリで利用したチェーン店のeasyEverythingも当然店を構えている。
昨夜は部屋からアクセスできなかったのでフロッピーからアップロードしようと覗いてみたのだが、残念ながら使える店がなく、メールチェックしかできなかった。

ブリュッセルの街でよく見かけるのが「Euro」の文字。
店の名前にもよく使われていて、おなじみの星が丸く並んだマークがあちこちで見かけられる。

そういえばブリュッセルにはEUとTATOの本部が置かれている。
ヨーロッパの中では比較的小さいベルギーにあって「Euro」のお膝元というのはやはり誇らしいのだろう。

特に目的もなくブラブラ。

それでも十分楽しいのだ。

そんな中で朝から1つだけ決めていたことがある。
それは夕食にはシーフードを食べてやろうということ。
予想だにしなかったシーフードショーのせいで高いホテルに泊まらされたのだ。
そんなに海の幸が旨いのなら、せめてもの逆襲に食べずにはいられないではないか(笑)。

というわけでやって来たのはグラン・プラスにほど近いBouchers通り。

ここはシーフードレストランが軒を連ねている、いわばグルメ横丁的な趣きなのだ。

僕の狙いはベルギー名物・ムール貝。
慎重に店構えと値段表を検討して「ムール貝のクリーム煮 625BF」とある店に入った。
フッフッフッ、今日はこのために昼食を抜いてきたのだ。
たっぷり食ってやろうじゃないか。

ところが、席に案内され、ドリンクをオーダーしたところでウェイターがいう。
「申し訳ありませんが、今日はムール貝が品切れでして…」
おいおい、そりゃあないだろう。
こちとらそいつを食いに来てるんだ。
しかも、その他のメニューは確実にムール貝より高い。

しかし、悲しいかな、そこで席を立つ勇気が僕にはなかった。
代わりに僕がオーダーしたのは3種類の魚のクリーム添え(890BF!)。

これが旨いのなんのって。
特に舌平目は僕がこれまでに食べた中で(そんなに回数多くないけどさ)最高だった。
こんなにおいしいんじゃ、シーフードショーが開かれるのもしかたあるまい(なんでやねん(笑))。

そういうわけで逆襲するつもりが逆襲され、ベルギーではやられっ放しの僕なのだった。

<今日の支出>(1BF<ベルギーフラン>=約2.9円)
切手5枚 170BF
インターネットカフェ(90分) 140BF
マルボロ2箱 252BF
夕食 1110BF