「30分で5億売った男の買ってもらう技法」
30分で5億売った男の買ってもらう技法

著者はシナリオライターでテレビの構成作家。
テレビショッピング番組にある手法を取り入れたところ、30分で5億円の売り上げを上げたという。
その手法とは「物語論法」。
単に商品の情報を伝えるのではなく、そこに起承転結の「物語」を構成することによって商品を買いたくさせるという方法だ。
「人間は根源的に物語を欲している」「人にモノを買わせることは、人を物語で感動させることに似ている」という著者の主張にはエンタテイメント屋として同意できる。

で、本書にはその具体的な手法が書かれているのだけれど、正直言ってそれほどの新鮮味はなかった。
おそらくほとんどの放送作家やテレビディレクターが当たり前のように考えていることだろう。

にもかかわらず、営業マン、ビジネスマンからと思われるアマゾンの書評がおおむね高評価なのが意外だった。
エンタテイメントの文法がビジネスシーンで活用される余地はまだまだあるのかもしれないな。

と、本書の後付にある著者プロフィールを確認していたら、そこについ先日のブログに書いたばかりの「アップルシード・エージェンシー」の名前が。
いいところに目をつけてますな(^^)