映画「フラガール」を観てきた。
いやぁ、よかった。
不感症になりかかっている涙腺が刺激され、不覚にも涙が出てきそうなほど。
個人的には今年一番の映画だ。
時代の波に押しつぶされそうになる炭坑の街と、フラダンサーになるべく立ち上がった炭坑娘たち。
夢、挫折、勇気、親子、恋愛、友情……あらゆる葛藤がリアルなバランスで設定され、自然に感情移入させたあと、エンディングに向けてみごとなカタルシスを味あわせてくれる脚本というか、構成が素晴らしい。
エンタテイメントとして非常に完成度が高いと思う。
米アカデミー賞最優秀外国語映画賞部門の日本代表作品に決定したということだが、時代の波につぶされそうな炭坑の街を救う少女たちのダンスというモチーフは外国人にも理解されやすい普遍性を持っているだけに期待できそう。
公開館が少ないため、しばらくは満席が続きそうな予感もするが、間違いなく観る価値がある1本だ。
おすすめ。