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2005年10月01日

●「サマータイムマシンブルース」

映画「サマータイムマシンブルース」を観てきた。

監督・プロデュースは、あの「踊る大捜査線」シリーズの本広克行。
「踊る」に比べれば全然地味な映画だが、これがしっかりエンタテイメントしていて面白い。
原作はヨーロッパ企画という劇団の舞台で、舞台版の作・演出を務め、映画版でも脚本を担当している上田誠はポスト三谷幸喜の呼び声も高いのだという。
映画の中にあえて残されている舞台の匂いが、いい意味で青臭く、青春ものとしての効果を高めている。

大ヒット映画の大物監督が小さな舞台をしっかりチェックしていて、気に入った若い才能と一緒にいい仕事をする。
そんなつながりがいい形で昇華した佳作だと思う。

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