●「上達の法則」
仕事でも趣味でも勉強でもスポーツでも、あらゆる技能の習得には効率のよい上達の法則がある。
単純に練習の量や時間ではない、その法則を、社会心理学者の著者が科学的に分析した本。
読んでいくうちに「そういえばスノボの練習をしてるときにそんな感じがしたことがあったなぁ」とか、「受験勉強のときも同じ感じだった」とか、これまでの経験と照らし合わせながら、「上達するプロセス」とは何なのかが感じ取れていく。
そもそも僕がこの本を手に取ったのは、あらゆる「上達」に共通する「何か」を知りたいと思ったから。
答えはまだはっきり出ていないけれど、少なくともそれがありそうだということが手応えが得られたのは収穫。
このあたり、イチローとか各界の一流の人に聞いてみたいもんだ。