« 「シネマスクランブル」リニューアル! | メイン | 「7人のマッハ!!!!!!!」 »

2005年11月15日

●DVDレコーダーとテレビの崩壊

年末商戦で安くなったら買おうと思っているテレビとDVDレコーダーの下見のため、遅ればせながら秋葉原のヨドバシへ。
Mac売り場が1階にあるのが嬉しい。
賛否両論のメーカー別展示だが、ネットでさんざん下調べをして機種を絞り込んでいる僕には、どちらでもあまり関係ないなぁ。

本当は下見だけのつもりだったのだが、目を付けていたソニーのDVDレコーダースゴ録HX92がポイント込みで価格.comの最安値より安くなっているのを発見して、思わず購入してしまった(^_^;

これまではソニーのコクーンを使っていたのだが、2年半の間にHDDレコーダーは大きく進化していた。
個人的に嬉しいのは、同時間帯の番組が2つ録画できるダブルチューナー。
そして、オフシーズンなのでまだ出番はないが、プロ野球の延長で放送時間帯がズレてもその後の番組を自動的に追跡して録画してくれる機能。
この2つでこれまでのレコーダーの不満はほぼ解消される。

さらに、驚いたのは実質的なCMスキップとして機能する「おまかせチャプター」という機能。
コクーンにも15秒単位の再生スキップは付いていたが、例えば2分のCMならボタンを8回押さなければならなかった。
それがこの「おまかせチャプター」ならボタン1つで完璧にCMをスキップしてくれる。
番組内容をほぼ把握できる1.5倍速再生と合わせれば、1時間番組は30分強で見ることができ、時間が大幅に節約できるのだ。

こうなると、番組をリアルタイムで見るのがバカバカしくなってくる。
よほどの必要性がなければ、番組放送中は別のことに時間を使い、後からまとめて早送り&CMカットで見る方が効率的なのだ。
これまでもかなりタイムシフト視聴していたが、今回の新機種導入でその傾向に拍車がかかっている。

スポンサーが払う広告費のおこぼれでメシを食っている僕だが、この快適性はやめられない。
人は義理人情や道徳より便利さや快適さを選んでしまうのだ。
「王様は裸だ!」と誰も大声で叫ばないだけで、CM収入に依存する民放テレビ局のビジネスモデルはすでに崩壊しつつあるんじゃないだろうか?
いろいろな意味でテレビは変革を迫られていると思うけれど、エライ人たちはその辺ちゃんと考えてるのかなぁ?

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.suzukinet.com/cgi-bin/MT/mt-tb.cgi/20

コメントする