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2006年01月18日

●「ライブドアショック」で誰が得したのか

昨日から今日にかけての新聞、テレビは「ライブドアに強制捜査」のニュースをトップ項目として大々的に伝えている。
普通、地検が強制捜査に入るときは、世論の後押し(=報道の大きさ)を得るのに最も効果の高い日を選ぶものだが、昨日はどうもそういう日ではなかった。

「ヒューザー小嶋社長、国会で証人喚問」
「阪神淡路大震災から11年」
「宮崎勤被告に最高裁も死刑判決」

どれもライブドア関連のニュースがなければトップで伝えられるべき大きなニュースだ。
しかも、この日にニュースとなるのが前もって分かっているものばかり。
僕がもし東京地検特捜部の責任者だったら、絶対こんな日に強制捜査なんて行わない。

一体なぜこのタイミングだったのか。
ライブドアショックでニュースの扱いが相対的に小さくなって得したのは誰なのか。
ひねくれ者の僕はそんなことばかり考えている。