「Los Angeles留学日記」

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「Los Angeles 留学日記」

大学院98年秋2
(1998年9月10日〜)

9月10日(火)

前夜なかなか寝付かれず、睡眠時間3時間の寝不足のまま学校へ。

まずはCorporate and Instructional Mediaの授業。
やはり睡眠不足はだめだ。
集中しているつもりなのに教授の英語が全然頭に入ってこない。
ボ〜ッとしている間に授業終了。
来週のクイズの範囲が変更になったのだけはしっかりチェックする。

続いてComputer Fundamentals for Multimedia。
童話をインタラクティブに構成するという実習のため、Adobe PageMillの使い方の説明。
PageMillはこのホームページを作るのにも使っているので何の苦もない。
クラスメイトのJoeが難しい顔をしているのを隣で助けてやったりと順調だ。

後半はいよいよ実習のスタートだ。
導入部から結末まで直線的(リニア)に進行する物語を解体して非直線的(ノンリニア)に再構築せよというのが課題。
Page Millを使ってリンクを張り、読者が自分の好みで好きな順番に読めるものに変換せよということだ。
インターネット上で「99人の最終電車」という実験的ハイパーテキスト小説が進行中だが、そのごくシンプルな形といった感じだろうか。

題材はJoeがライブラリーで借りてきてくれた「The Three Billy Goats Gruff」という童話。
きっと日本人にとっての「桃太郎」や「一寸法師」のようにアメリカ人なら誰でも知っている童話なのだろうが、僕には基礎知識がゼロ。
まずは一通り読むところから始めるしかない。

僕がこの物語のことを全く知らないらしいと気づいたJoeが「お互いに家で叩き台を作って来るっていうのはどう?」と助け船を出してくれた。
ふぅ、助かったよ、Joe。
いい奴だなぁ、キミは。
何かあった時のためにお互いの電話番号を交換して今日のところは解散。
実習の評価は組んだパートナー2人が同じ点数になるので、Joeに迷惑をかけないためにも手を抜けない。

最後にEnglish 090。
インクラスエッセイのためにLos Angeles Timesのマクガイアの記事に目を通していると、クラスメイトが続々とエッセイらしきものを教授に提出しているではないか。
ん? まさか!?

そう、僕がてっきり今日の授業中に書くと思い込んでいたエッセイは今日が提出締め切りの宿題だったのだ。
ガ〜ン! そんなぁ…(;_;)
そんなことにならないように直接教授に確かめたつもりだったのに…。
一体、僕の耳はどうなっているんだ!?

どんなにやる気があっても課題を正確に聞き取れないのでは話にならない。
自分の能力のなさがふがいないやら情けないやら。
正直言ってかなり落ち込んだ。
一体、いつになったらまともに授業を受けることが出来るようになるのだろう…。

9月11日(金)

金曜日。「ああ、週末は授業がないんだ」とホッとしてついホームページの更新もさぼってしまった。
毎日読んでくれている人、ごめんなさい。

今日は、International Student Office主催のCoffee Hourの日。
いつもより寝坊して学校へ出かける。

人見知りの僕は(おいおい、自分で言うな!)またもや会話に入っていくきっかけがつかめなかったのだが、一緒のテーブルに座った韓国人の女の子に思い切って声をかけた。
僕の専攻の話から話題はテレビ番組の話へ。
彼女は韓国でオンエアされていた「101回目のプロポーズ」「東京ラブストーリー」「ママはアイドル」など日本のドラマをよく見ていて、江口洋介のファンだという。

隣に座っていた台湾人の留学生は中山美穂が好きだとか。
日本のテレビは僕が思っていたよりアジアでは認知度が高い。
逆に僕ら日本人がアジアのテレビ番組のことを何も知らないのは少し残念な気もする。

別の台湾人留学生とは経済の話(!)。
奥さんを同伴して留学してきている彼にとっては最近のドル高が深刻な問題らしい。
経済を語るにはお互いにボキャブラリーが足りないのだが、何とか会話は続く。
コンピュータサイエンス専攻の彼は、卒業後できれば母国に帰りたいのだが経済状況によってはアメリカで就職しようかなとも考えているという。

アパートに帰ってきて篠原さんと一緒に「Inside Edition」の翻訳作業。
だいぶ慣れてきたとはいえまだまだ骨の折れる仕事だ。
隣で一緒に見ている篠原さんとのリスニング力の差は歴然。
う〜ん、何とかならんか僕の耳!

夜はKosukeのバースデーパーティー。
何とまだ20才だ。
僕が20才の頃といえば大学にもほとんど行かず、始めたばかりのテレビの仕事でクイズの問題を作りまくっていた。
あれから10年も経ったのか。
ついこの間のような気もするし、ずっと遠い昔の出来事のような気もする。

思う存分日本語が話せる環境は絶好のストレス解消の場。
結局、また朝まで語り倒してしまった。

9月12日(土)

昼頃にノコノコ起き出してきて朝食兼昼食。
たまっていた新聞を読み、メールの返事を書いていたら夕方になってしまった。

ホームページの更新をして、これから勉強。
さあ、気合い入れていくぞ!

9月13日(日)

昨夜はついつい勉強から逃避して表紙ページに写真まで付けてしまったので、せっかくの日曜日も勉強。
しかし、今日はなかなかいいペースで勉強できた。

テキスト15ページを読破して、インタラクティブ童話も第1稿が完成。
あとは教授からのEmailを待ってエッセイを書くだけだ。

時間があったので鍋2つ分のカレーライスを作る。
カレーは一回作ってしまえばしばらく食べられるので炊事の時間が節約できる。
まあ、毎日カレーなのを我慢すればの話だが…。

で、食後のんびりテレビを見ていた時に事件は発生した!
何と、キッチンから逆流した水がシンクからあふれ出してきたのだ。
おいおい、またかよ。
レタスの芯を流したのがいけなかったのかなぁ。
前のアパートに住んでいたときに同じ事を経験しているので今回は慌てずにまず水を汲み出してトイレに流す。

ふぅ、とりあえず危機は脱したか。

続いてマネージャーの部屋を訪ねるが不在。
とりあえず部屋のドアにメッセージを書いた紙を貼ってきた。

アメリカ生活向けの英会話本に必ずといっていいほど「台所の流しが詰まってしまった」という例文が載っているのはきっとこういう事態がかなり頻繁に起こるからに違いない。
僕もいやおうなく「(流しが)詰まる」という単語を覚えてしまった。

そういえば「Inside Edition」のバイトでお世話になっている放送作家の先輩・笹生さんから「最近『今日はこれが英語で言えなかった』のコーナーが更新されてないぞ!」とおしかりのメールをいただいたところだったのでこちらに書いておこう。
笹生さん、こんなんでいいっすか?

9月14日(月)

先輩放送作家・Uさんから絵ハガキが届いた。
風の噂では今頃NHKの黒澤明特番で超多忙らしいというUさんは、めちゃくちゃ頭の切れる人で僕はとても尊敬している。
この10年間、数多くの番組でチームを組んで一緒に仕事をさせてもらったのだが、徹底したアナログ派でワープロを使って台本を書いたことなど一度もない。
そんなUさんのハガキに「年内には(インターネットに)着手したい」と書いてある!

実は僕が留学を決意する前、梅沢さんと夜を徹してデジタルメディアについて語り合ったことがある。
僕は「新しいメディアを使ってどんな面白いエンタテイメントが作れるか」という可能性について話したかったのだが、Uさんはあまり関心を示さなかった。
パソコンを触ったこともなければインターネットにアクセスしたこともないのだから当然と言えば当然の反応だったのだろうが、僕は無性に悔しかった。
いつもの番組作りのように「こうすればもっと面白いものができますよ」とアイデアを転がしブレストしたかったのに尊敬するUさんの関心を呼び起こす材料を提示できなかった自分に腹が立った。
明け方、自分の部屋に帰ってきてからしばらく悔し涙が止まらなかった。
僕が留学を決意したのはそれから数ヶ月後のことだ。
当時はあまり意識しなかったが、今から思えば、あの夜が僕に留学を決意させた遠因の1つかもしれない。

そんなUさんが満を持してインターネットを始めるというのだから嬉しくないはずはない。
そう言えば、僕が師と仰ぐ放送作家の大先輩・久利一さん(あの「朝まで生テレビ」のチーフ作家だ!)もついに自宅にインターネット環境を整え、メールを送って下さった。
そう、放送界の切れ者たちが続々とマルチメディア界に参入しつつあるのだ。

Welcome to DIGITAL world !

近い将来のいつか、誰も見たことがなくてめちゃくちゃ面白い何かを一緒に作れる日が来るのを楽しみにしています。

9月15日(火)

クイズ対策もばっちり勉強したし宿題のエッセイも書いたし、万全の体制で学校へ。
例によって1時間早く到着した車の中でテキストを読み返す。

そしてCorporate and Instructional Mediaのクイズ。
今日は絶対聞き逃すまいとじっくり説明を聞いていると「制限時間は15分」とのこと。
ってことは先週もちゃんと言ったのかな?

問題用紙が配られた後は集中してひたすら書き飛ばす。
テクニカルターム以外は難しい単語も複雑な構文も使わない幼稚な文章だが書かないよりはまし。
制限時間内にほぼ回答欄を全て埋めることが出来た。
点数はどうあれ、自分では自分に70点あげていい。

後半はMicrosoft Powerpointを使ったプレゼンテーションの実習。
どうやらWord、Excel、PowerpointのMicrosoft3点セットはビジネスシーンで必須のようだ。
1時間15分の授業はあっという間に終了。

次のComputer Fundamentals for Multimediaの授業は先週に引き続きAdobe PageMillを使って童話をインタラクティブに構成する実習。
教授も一応教室に来ることは来るのだが、質問が出たときに答えるくらいであとはそれぞれのチームが自由に実習を進める。
これがいわゆる「ラボ」ってやつだ。

僕が前もってPageMillでたたき台を作っておいたので僕とJoeのチームは順調に作業を進める。
全体の構成とリンクを張るアイデアは僕が担当し、物語の文章を作り替えなければならなくなった時にはJoeに任せるという見事な(?)チームワーク。
僕がチョチョチョイとリンクを張ってしまうと「おい、今どうやったんだ?」と聞いて一生懸命メモを取るJoeはけっこういい奴だ。

今日の宿題はファイナルプロジェクトに何を作るか1ページでまとめてこいというもの。
教授の説明が半分くらい聞き取れなかったのでJoeに確認する。
それでも消化不良の部分は残ったのだが、何とかなるだろう。

English 090はLos Angeles Timesの記事の解説。
日曜の夜に教授から届いたメールはこんな感じだった。

Subject: Sunday L.A. Times assignment

Hi Class - I'm sorry I was not able to get this into email until late Sunday night.
Will you please reply when you get it, so I can see who is correctly hooked up and who is not?
Thanks.

There are many articles about President Clinton, of course.
I am not assigning any, because I think you will read those that interest you, and you will hear a lot about this situation from other sources if you don't choose to read about it.

It was easy to find some other interesting reading.
On page A1, read "A Long Road Back From Reading Crisis."
It deals with children's needs to be strong readers, but I think it has something to say to all of us about the importance of reading.

If you have the Valley Edition, read "Running the Risk" on p. B1 (The Valley section). It talks about jogging, a major California pasttime.

Then, for all of you pet lovers, and those who know pet lovers, read "Their Pet Cause" in Life & Style, p. E1.

As you read these articles, think to yourselves if there might be any way that you could use any of this information to respond to the WPE question about making decisions, or to the question about prejudice.
How could you apply any of this?

この3つの記事を説明して授業は終了。
木曜までにまた好きな記事を読んでそれについての感想を書いてくるようにという宿題が出た。
今週は間違えないでやっていかなければ。

9月16日(水)

特に急ぎの用事がない限り国際電話なんてほとんどかけないのだが、ふと長距離電話会社を代えてみようかなと思い立った。
日系のフリーペーパーや新聞で最も多い広告は電話会社と旅行会社。
いろいろな会社がサービスを競い合っている。
各広告から日本への国際電話サービスを抜粋してみよう。

AT&T 30¢/分。24時間均一(Asian Value Plan Japan Promotion)。180日期間限定。手数料$3/月。
Sprint 30¢/分。手数料$3/月(電話代金が$50以下の場合さらに$1.95)。$20のボーナスあり。
KDDアメリカ 30¢/分(10月以降33¢/分)。24時間均一。手数料$3/月。
日本テレコムアメリカ 30¢/分(30秒以降6秒刻み)。24時間均一。月々の手数料なし。期間限定なし。
・10-10-321(Telecom USA) 10分以上の通話がこれまでのレートから50%割引。月々の手数料なし。
・INET 25¢/分(日曜は22¢/分。6秒刻み)。24時間均一。月々の手数料なし。
NET 25¢/分(日曜は22¢/分。6秒刻み)。24時間均一。
・IE COM 25¢/分。24時間均一。手数料$2.95/月。
PRIMUS 28¢/分。月々の手数料なし。加入から6ヶ月間毎月10分間の無料国際電話利用可。

ちょっと探しただけでこんなにある。
料金だけで比べれば一目瞭然かもしれないが、噂ではサポート窓口が不親切だったりクレジットカードへの課金トラブルがあるというから簡単には決められない。
とりあえずは日本テレコムアメリカあたりが無難な線か。

前にAT&Tから$50の小切手が送られてきたように、時々電話会社を代えるというのもメリットが大きいはずだ。
黙っていると損をするが情報を集めて賢く動けば得をするというビッグバン時代の法則がこの電話会社の競争に集約されているような気がする。

あれ? 僕が今契約してるMCIの広告が見あたらないぞ。
あんまり勧誘に力を入れてないのかな?

9月17日(木)

「もっと写真を!」というリクエストメールをいただいたのだが、なにせ最近はアパートと大学の往復ばかりなのでデジカメが活躍する機会もない。
ということで今日は我が通学路をご紹介しましょう。

我がアパートはフリーウェイ10と405のインターチェンジのやや北西にあって405北行きの入口まではアパートから3分。

405と10のインターチェンジは渋滞の名所なのだが、その渋滞を抜けたところから乗れるというわけだ。
「フリー」ウェイは文字通り無料なのでもちろん料金所もない。
(正確には信号がない高速道路をFreeway、信号があるのをHighwayと言うらしい)
片道4車線の快適なドライブだ。


この日、フリーウェイに乗った時点では今にも泣き出しそうな空だったのだが、ひと山越えるとすっかり快晴。
空の色が全然違う。今日も暑くなりそうだ。


走ること約20分でNordhoff Streetに到着。
出口を出たらすぐに左折してあとは一般道をひたすら真っ直ぐ走る。
最近、このNordhoff Streetに白バイがよく出没しているので制限速度35マイル/hでのんびり走るが、それでも7〜8分もすれば右側にCalifornia State University, Northridgeが見えてくる。


少し分かりにくいが、これが駐車場の入口。
授業まで1時間、車の中で仮眠をとる。

今日も授業はいつも通りだったが、一番のニュースは先週受けた1回目のクイズの結果。
5問中まともに書けたのは1問だけだったのに何と70点をゲット!
とは言ってもA B C評価に換算するとCなのだが。

隣に座っていた韓国人のTheo曰く「ウソでも何でもいいからとにかく書きまくってスペースを埋めることが大事なんだ。どうせ教授は俺たちの答案なんてまともに読んでないんだから。それらしい単語が並んでれば点数くれるもんだよ」だそうだ。
ちなみに彼の点数は95点だった。
う〜ん、そういうもんなのか…!?

夜は明日日本に帰国するNaruちゃんの帰国パーティー。
篠原さんお手製のカレーライスをみんなでいただく。

9月18日(金)

帰国するNaruちゃんを空港へ見送りに行った後、サンタモニカプレイスのチャイニーズレストランへ。
なんだか久しぶりに人混みに出てきたような気がする。
この建物の2階にはJTBのオフィスがあり集合場所になっていることもあって普段から日本人観光客が多い場所なのだが、今日は特にその人数が多い。
そうか、日本は敬老の日と勤労感謝の日で休みの人が多いのか。
すっかり忘れていた。

バーガーキングが目の前にあるこのチャイニーズレストラン、お薦めは「シュリンプ・ウィズ・オイスターソース」。
単品で頼んでもライスとスープが付いてくる。
大人数で数品オーダーするのがベター。
チップ込みの$7〜8でお腹いっぱい食べられる。

満腹になったところで猛烈に睡魔が襲ってきた。
そういえばここのところまともに寝てないんだよなぁ。
ということでアパートに戻ってバタンキュー。

9月19日(土)

久しぶりによく寝た。
朝食の後、宿題のエッセイをやっつける。
辞書を使わないで書くとボキャブラリーがやたらと幼稚になってしまうのだが、どうにか思ったことを書けるようにはなってきていると思う。

午後、篠原さんと一緒に我がアパートから歩いていける距離にある映画館へ。
昨日から何と今村昌平監督の「うなぎ」が上映されているのだ。
さすが映画学科の篠原さん、情報が早い。
この映画館ではかつて「Shall we ダンス?」や「HA・NA・BI」も上映されたそうだ。

客層はまさに老若男女。
特に日本に興味があるという風には見えない人たちがポップコーン片手に座っている。
日本人としてはちょっと嬉しい。

舞台になっているのは千葉県のどこかのようだが、日本の風景がやけに懐かしく感じる。
東京で見たらきっとそんな風には感じなかったんだろうな。

映画の後「Inside Edition」のVTRチェック。
今週はクリントン関係と芸能ニュースばかりでネタ的には今ひとつだった。

夕食の後、初めてのLab Reportにとりかかるが、これが思ったように進まない。
書かなければいけない項目はある程度決まっているのだが、それをどうまとめればちゃんとしたレポートになるのか全体像が浮かんでこないのだ。
まるで新番組第1回目の台本を書いてる気分。
あまりに筆が進まないのでこうしてホームページの更新に逃避してしまった。
ああ、今から続きをやらなければ。

9月20日(日)

昼前に起きて引き続きLab Report。
しかし、遅々として進まず。

英語で考えて英語で直接書くやり方の限界だ。
どうしても頭の中で英語と日本語が混じり合ってショートしてしまう感覚。
これまでは無理してでも英語で頑張ろうと思っていたのだが、もう時間がない。
あきらめて一旦、日本語で書きたいことの主旨をメモにして、それを英語に置き換えるという方法に作戦変更だ。

そうしたら嬉しいやら哀しいやらいきなり書くスピードが倍増。
なんとか書き上がった。
こんなことなら最初からそうすればよかったかな。
当たり前ではあるけれど僕の頭には日本語的感覚が想像以上にこびりついているらしい。

夕方メールチェックすると教授からLos Angeles Timesの宿題メールが届いていた。
いかん、すっかり忘れていた。
慌てて近くの雑貨屋に新聞を買いに走る。
日曜版のお値段は税金込みで$1.62也。

火曜日のクイズ対策は明日に回すことにして、これから新聞を読むことにしよう。

9月21日(月)

朝食の後、「Inside Edition」のビデオを郵送するため郵便局へ。
帰り道に一昨日「うなぎ」を見た映画館の前を通ったので写真を撮影する。

怪しげな雰囲気なので僕はここはストリップ小屋か何かに違いないとにらんでいたのだが、実はちゃんとした映画館。
「SHOHEI IMAMURA'S THE EEL」という直訳のタイトルが掲げられている。


こちらはその入口に貼ってあったポスター。
「 『Shall We Dance?』のKOJI YAKUSHO主演」と書かれている。
そうか、『Shall We ダンス?』はこっちでも有名なんだ。

アパートに帰り、明日のクイズに備えてひたすら勉強。
一通り終わった頃には深夜の0時を回っていた。
ふぅ。脳みそがとろけちゃいそうだ。

また寝不足だとつらいのでとっとと寝ることにしよう。

「大学院98年秋1」  「大学院98年秋3」