「Los Angeles留学日記」

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「Los Angeles 留学日記」

語学学校99年秋3
(1999年10月16日〜)


10月16日(土)
目が覚めたら午後4時。
う〜ん、よく寝た。

テレビをつけると昨夜の地震のニュースはどこもやっていない。
アパートの外に出てみても普段と変わるところはなにもない。
ということは被害がたいしたことなかったということだろう。
ま、よかった、よかった。

遅めの(遅すぎ!)ランチをとって、Macの前に座る。
なんとか今週中に新サーバへの引越を完了させたいのだ。

まずはホームページファイルの総チェック。
外部へのリンクはおいといて、とりあえず内部のリンク切れがないように確認していく。
改めてみると、このホームページのファイル数もすごいことになっている。
毎日の更新はたいしたことがないけれど、ちりも積もれば山。
よくもまあ、ここまで書いたもんだ(笑)。

今回の引越に伴う最大の変更点は広告の本格導入。
バナーサイズ、ボタンサイズ、そして一行テキストと3種類の広告をホームページに配置した。
正直に書いちゃうと、この広告が1回クリックされるたびに10〜20円の収入になる。
もちろん、クリックされなければゼロ(笑)。
これまでのデータでいうとプロバイダ代くらいは稼げそうだから、ありがたいといえばありがたい。
ちなみに、広告の内容は自動的に表示され、僕が選んだわけではない。

詳しくは「僕の広告についての考え方」を読んでいただきたいのだが、この試みは経済的動機というよりインターネットビジネスの片鱗を自分で実感してみたいという動機の方がずっと大きい。
せっかく自分自身のホームページがあるんだから自分でやってみない手はないもんな。

そして、もうひとつ、メールマガジンの発行。
といっても今のところ新しい文章を書く余裕もないので、当面は毎日の日記をメールで発信するというだけ。
ウェブとメールのメディアの違いが分かってきたら「裏日記」を書いちゃったりして(笑)。
購読ご希望の方はこちらからどうぞ。

それから、表紙ページのデザイン変更。
左フレームのメニューを分かりやすくカラフルにし、「最新の日記」へのリンク用にFlashムービーを作ってみた。
初めて使ったのだが、このFlashというソフトは奥が深い。
もっともっと勉強してカッコイイFlashムービーが作れるようになりたいな、と思った。

最後に旧ページからのナビゲーションをアップロード。
あとは「日記猿人」「Read Me Japan」、各サーチエンジンへの登録URLを変更しなきゃいけないのだけれど、これがけっこうめんどくさかったりするんだよなぁ。


10月17日(日)
朝までサーチエンジンへの登録作業をやってたので目覚めたら夕方の5時過ぎ。
まったく何やってるんだか(笑)。
料理するのもめんどくさくて、Nijiyaでノリ弁当を買ってきて夕食(起きていきなり夕食かい!)。
昨日に引き続き、ホームページのメインテナンスに取りかかる。

今日の目標は表紙ページに「昨日・今日のカウンター」を取り付けること。
新サーバでは自作CGI(Common Gateway Interface)というプログラムが使えるのだ。
これで毎日のアクセス数が正確に把握できる。

アクセス数はテレビでいう視聴率のようなもの。
エンタテイメント職人としてはホームページ更新のなによりの励みになる。

CGIの本は先日、一時帰国したときにたっぷり買ってきたので簡単にできるだろうと思っていたのだが、そうは問屋が卸さない。
本に書いてあるとおりに設定したつもりでもカウンターが動作してくれないのだ。
う〜む、なぜなんだ。

まったくコンピュータってやつはどうしてこうバカなのか。
プログラムが1カ所や2カ所間違ってたって、こちらの意図を読みとってくれよぉ。
試してはダメ、試してはダメの繰り返し。
そもそも僕がCGIの基本を理解していないのが原因だとはいえ、イライラする。

時間はすでに朝の6時。
半分あきらめかけていた時、カウンターが動いたのだ!
おおっ、やったぜ!

使ったのはEASY CGI「EASY 昨日&本日の訪問客カウンター」というプログラム。
なぁんだ、インターネットに本より分かりやすい説明があったんじゃないか。
改めて自分のホームページ上で動いているのを見ると感慨深い(笑)。

ところで、一昨日分から発行し始めたメールマガジンの購読者があっという間に50人を突破してしまった。
いかん、そんなに「裏日記」のニーズが高いのか(笑)。
ホームページを読んでいない人がここ3日分だけを読んだら「なんだ、ちっとも『留学日記』じゃないぞ!」と思っているかもしれないなぁ。
明日からは語学学校の授業も始まるし、26日からはUCLA Extensionも始まりますので、もうちょっと待って下さいね。


10月18日(月)
日本時間の19日深夜から始まる「I'm」(テレビ朝日)を少しだけ手伝わせてもらうことになった。
この番組は、ミュージシャンとしての成功を目指して日本を飛び出した若者たちを応援しようというもの。
海外での音楽活動をドキュメンタリーで紹介し、CDデビューをサポートする番組だ。

舞台はニューヨーク、ロンドン、そしてL.A.。
僕はL.A.班のアーティスト募集とコーディネイトをお手伝いするのだ。
先日の一時期国の時に篠原さんと一緒に引き受けた仕事だが、篠原さんはまだ日本に滞在中。
ビザが取れてL.A.に戻ってくるまでは僕1人で地盤を作っておかなければならない。

というわけで、まず必要なのが応募作品を受け付ける私書箱の開設。
郵便局に行き私書箱の前でウロウロしていたら、ちょうど荷物をピックアップしにきたおじさんが僕に話しかけてきた。

「なにしてるんだい?」
「How can I open the P.O.Box?」

僕は「私書箱を開設するにはどうしたらいいんですか?」と聞いたつもりだったのだが、おじさんの答えは「アハハ。鍵を回せばいいのさ」。
あ然としている僕におじさんは「そういう時は『buy the box』って言うのさ」と笑っている。
なるほど、またひとつ利口になったぞ(笑)。

窓口に申込書を提出して、無事私書箱を確保。
続いては募集要項の告知だ。
とりあえず、L.A.で読むことができる雑誌と新聞に広告を出そうと資料を請求することにした。

Lighthouse(雑誌・月2回刊)4万6000部
Bridge U.S.A.(雑誌・月刊)3万5000部(南CA)1万5000部(北CA)
日刊サン(スポーツ新聞・日刊)1万2000部

各社に電話すると、あっという間に広告サイズと広告料金の資料をFAXしてくれた。
自分が普段読んでいる雑誌に広告を載せるというのはなんだかヘンな感じ。
さっそく日本の制作会社にFAXを転送して予算を相談してもらうことにした。

どうせだから、この場も告知に使っちゃおう!

応募資格 海外在住の日本人で、男女ソロシンガー、バンドとして活動している方
応募方法 住所、氏名、年令、電話番号、Emailアドレス、簡単なプロフィール、写真(全身・バストアップ)、デモテープ(オリジナルの場合は歌詞。ライブなどの映像資料があればそれも)をお送り下さい。
あて先 I'm
P.O.Box 25400
Los Angeles, CA 90025
注意事項 応募作品は返却しません。
VTRなどの資料は番組内で使用することがあります。

うん、これでよし。
将来の大物アーティストと出会えるかもしれないなぁ。
楽しみ、楽しみ。


10月19日(火)
語学学校の授業は相変わらず。
アジア系の学生が多い我がクラスに今週からブラジル人の女の子が1人入ってきたのが刺激といえば刺激だろうか。

一応、日本でTOEFLの勉強をやってきた僕にとって、現在完了の英作文を基本からやる文法のクラスはちょっと退屈。
僕のお気に入りだったDavid先生は臨時講師だったらしく、僕が日本から帰ってくると別のS先生に代わっていた。

何かを学ぶにあたって先生の質は重要だ。
特に「語学」学校の場合、生徒はその「語学」に堪能なわけではないから、先生とのコミュニケーションがうまくいかないことがある。
プロの優れた先生なら表現を変えたり時にはボディーランゲージを使ったりして生徒に意思を伝えることができるし、また、生徒が口ごもっても想像力を働かせて言わんとすることをくみ取ることができるだろう。

だが、現実にはそうではない先生も多い。
いくら教える「内容」が素晴らしくても、それ以前に教える「技術」が欠けている先生が少なからず存在するのだ。

これは確かに特殊な「技術」だろう。
だが、そのためにアメリカの大学にはTESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages)という学部が存在している。
プロのESL教師たる者、最低限の「技術」を身につけておいて欲しいのだ。

僕はまだ授業中にずうずうしく発言することができるけれど、そこまでの余裕がない生徒もいる。
彼らが萎縮して黙り込んでしまう姿を見るたびに僕は悲しい気持ちになるのだ。

生徒に問題集を解かせている間、S先生はラジオをつけ、流れてくる曲に合わせてハミングしている。
アメリカの学校は日本に比べてずいぶんカジュアルだけれど、耳障りに思う生徒も多いんじゃないかなぁ。

帰宅してホームページのメインテナンス。
Niftyチャットを設置してみた。
もちろん自分のサーバに置くこともできるけれど、チャットはサーバに対する負担が大きいらしいから、Niftyの方が安定して動くだろうと考えたのだ。

チャットといえばアメリカ大陸横断ドライブ中に参加したのが僕にとっての唯一の経験。
あのときのように時間を決めてオープンした方がいいのかもしれないけれど、しばらくはこのまま置いておこうと思う。
そんなんじゃ人数が集まらないかなぁ。
僕も時々のぞいてみますので、ぜひ遊びに来て下さいね。

そして、またもやCGIを駆使して新しい掲示板を設置してみた。
これまでの掲示板は返信記事を一覧することができず、不便だなぁと思っていたのだ。

利用させてもらったのはTerraさん作の「返信ボード4」というプログラム。
返信記事がツリー形式で表示される上、最新の書き込みが常に最上部に来るという使いやすい掲示板だ。
設置のついでにファイル構成をいじっていたら、昨日・今日のアクセスカウンターがリセットされてしまった。
でも、失敗するたびにCGIの知識が身に着くと思えばご愛敬だよな(笑)。

旧・掲示板もしばらく残しておきますが、しばらくしたら全面的に新・掲示板に移行しようと考えています。
質問や情報交換などお気軽にご利用下さいね。

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10月20日(水)
いつものように語学学校へ行くと文法のS先生が突然「私がこのクラスを担当するのは今週いっぱいになりました」。
え〜っ!
こないだも日記に○○先生の不満を書いたらすぐにいなくなっちゃったばかり…。

語学学校の関係者にはこのホームページのことを話していないので、まさか読んでいるとは思えない。
単なる偶然だよな。
ちょっと気味が悪いぞ。

帰宅して名刺作り。
来週から始まるUCLA Extensionのクラスには社会人が多く、ビジネスカードを用意しておいた方がいいと掲示板でアドバイスをもらっていたからだ。

僕は日本にいたときから自分のMacで名刺を作っていたのだけれど、アメリカに来てからはこれが初めての名刺。
これまでは名刺を必要とする場面もほとんどなかったもんな。

Office Depotという文房具屋で、最初から名刺サイズのミシン目が入ったAvery社のカードを発見。
Microsoft Wordにすでにテンプレートが入っていて、レターサイズの紙1枚から名刺が10枚作れる。
これは便利。

あっという間に完成だ。

続いて今年もやってきたグリーンカード宝くじの申請書作り。
もはや州立大学の学生ではないから去年よりモチベーションは低いが(グリーンカードがあると州民ということで学費が10分の1になる)、それでもビザの心配をしなくて済むのは助かる。

この時期になると日系の雑誌や新聞に「申請手続きを代行します」という業者の広告がたくさん出るが、自分でやってもたいした手間ではない。
インターネットで確認した応募要項の通りにワープロでペラ1枚の書類を作りプリントアウトするだけだ。

その後、たまってしまったメールへの返事書き。
神戸のトークショーに来て下さった方からの感想メールにもまだ全然返事を書いていなかったのだ。
3時間かけてやっと30通。
やっぱりためちゃいかんよなぁ。

「せっかくメール出したのに返事が来ないぞ!」という方、もう少し待っていて下さいね。

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10月21日(木)
週に一度のLanguage Exchangeへ。
今日のパートナーはJoel。

かつて京都の龍谷大学に交換留学していたというだけあって、彼の日本語はかなり流ちょうだ。

これまでに組んだパートナーには授業で使うテキストの分からないところを教えることが多かったのだけれど、彼がここに来た目的は「とにかく日本語をたくさん聞いてたくさん話すこと」。
「ボクがしゃべっていておかしいところがあったら教えて下さい」というのがリクエストだ。

彼が求めることはよく理解できる。
なぜなら、僕がこのプログラムに求めているのもまさに同じだことからだ。
テーマはなんでもいい。
ネイティブの英語を聞いて僕も英語を話す。
とにかく耳と口を英語モードにすることが大切なのだ。

印象に残ったのは彼が留学していたときのクラスメイトの話。
「日本人はシャイだからボクが英語を話すと黙ってしまう。でもボクが日本語を話すと楽しく話ができる。だからボクは日本語を勉強したいんです」
日本に来ても日本語を覚えようともしない外国人が多いのに、彼はなんていいヤツなんだ。
たこ焼きとお好み焼きが好きだというのもいい(笑)。
機会があったらまた彼といろいろ話してみたいな。

勝治、Atsushi、Ericの3人とIn 'n Outのハンバーガーを食べて帰宅。
録画しておいたドラマ「FRIENDS」のビデオを見ていると、先日日本でお会いした某氏から国際電話がかかってきた。
「あるターミナル駅近くにインターネット・マルチメディア対応のフリースペースを作る計画があってクライアントから相談を受けたんだけど、なにかアイデア出してくれない?」

そりゃ、面白そうだ。
思いつくままにいくつかアイデアを出すと、某氏も「それ、いいなぁ」とノッてくれた。
とりあえず僕のアイデアをクライアントにぶつけてみて、先方のリアクションを見た上で企画書にすることに。
デジタル対応のエンタテイメント職人たる者、なんでもやりまっせ(笑)。

そうそう、発行開始からわずか5日間でメールマガジンの購読者数がなんと120人を突破!
いろいろなご意見、ご感想が寄せられました。
ありがとうございます。

大きく分けるとその意見は2つ。
「ホームページの更新が自動的に分かって便利」
「ホームページに書いてないことを書いて欲しい」

後者の意見は僕も考えていたことだ。
メールマガジンを読める環境にある人のほとんどはホームページを読むことができるわけだし、写真やリンクがある分だけウェブで読んだ方がいいに決まっている。
事実、「メールマガジンで更新を確認したらホームページにアクセスしている」という人が何人かいた。

広く公に公開しているホームページと限られた希望者だけが読むメールマガジンではメディアの特性が違う。
コンテンツも異なって当然だろう。
メールマガジンにはホームページで書けなかったことを書き、ウェブ日記を立体的に楽しんでもらうというのが理想だ。

熟慮の結果、メールマガジンの発行を日刊から不定期刊に変更することにしました。
毎日読みたいという方はぜひ我がホームページをご訪問下さい。
もちろん、メールマガジンの発行をやめてしまうわけではありません。
思い出した頃にウェブには書けなかった裏ネタ(!?)を配信しますので、どうぞご期待下さい。
というわけで、メールマガジンの登録・削除はこちらからどうぞ。

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