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「Los Angeles 留学日記」99年夏休み2 |
6月1日(火) |
正午起床。
一時帰国まであと2日。 まずは公共料金の支払い。 続いて新聞の一時停止。 家賃も2月分まとめて払う。 留守中に届く郵便物は誰かの家に転送しておこうかと思ったのだが、Kojunが「1週間に1度くらい僕がチェックしておいてあげますよ」と言ってくれたので、その好意に甘えることにした。 日本では友人宅に居候させてもらうことになっているが、とりあえずの連絡先として携帯電話を1台確保。 その後、頼まれたお土産の買い出し。 |
6月2日(水) |
午前11時起床。 昼食の後、荷造りなど帰国準備。 東京で生まれ、高校までを埼玉で過ごし、大学時代から再び東京で暮らしていた僕にとって、これが生まれて初めての「帰省」だ。 僕の周りには学生ビザが切れてしまい帰国したくてもできない留学生仲間が少なからずいる。 まずは友人やかつての仕事仲間と会って近況を報告したい。 それから、L.A.では高価だったり入手しにくいものの買い出し。 忘れちゃいけないのが仕事。 このホームページは日本でもこまめに更新するつもりですが、もしかすると不定期になってしまうかもしれません。 |
6月3日(木) |
午前9時起床。 篠原さんの車で空港まで送ってもらう。 空港へ向かう車窓からL.A.の街並みを見ていたら、この1年間の思い出がいろいろよみがえってきた。 住めば都とはまったくよく言ったものだ。 たった3週間離れるだけだというのに。
10時間30分のフライトの間に「Twelve Y.O.」(福井晴敏・著/講談社)読了。 |
6月4日(金) |
UA897便は定刻通り午後4時に成田空港に到着。 「留学生はかなりの確率で税関の荷物チェックで荷物を開けられるよ」と言われていたが、なぜか僕はフリーパス。 一応「麻薬なんか持ってないよね?」と聞かれはしたけれど。 空港の建物を出た瞬間、ジト〜ッとした湿気が肌にまとわりついてきた。 忙しい仕事の合間を縫って迎えに来てくれた友人の車で東関東自動車道を都心へ向かう。 数珠つなぎの高速を降りてお台場のカフェでお茶。 新鮮だったのはカフェのテーブルに灰皿が置いてあったこと。 正直言って日本に帰ること自体に感動はないと思っていたのだけれど、僕の心身はたった1年で予想以上にL.A.ナイズされていたらしい。 ただいま、ニッポン。 |
6月5日(土) |
午前6時起床。 3週間居候させてもらう友人が仕事に出かけるのを送り出す。 二度寝しようと思ったのに寝付けず、結局、起きてしまった。 ちょっと時差ボケかな。 友人のMacを借りてメールチェック。 メールが来ていた放送作家の先輩、笹生さんの携帯電話に電話すると、ちょうどJwaveの生放送が終わったところ。 麻布十番で広島風お好み焼きとかき氷。 そのまま自宅にお邪魔して息子のしんのすけ(7才)にお土産のスターウォーズグッズをプレゼント。 笹生さんが代わってくれるというので文化放送「梶原しげるの本気でDONDON」をさらに10日と11日もやらせてもらえることになった。 早々においとまして、電車で秋葉原へ。 友人がキープしてくれた携帯電話に次々と連絡が入って来週の予定が決まっていく。 |
6月6日(日) |
午前10時起床で新宿へ。 久しぶりに電車に乗るのがとても新鮮だ。 日曜日の新宿はたくさんの人でにぎわっている。 街を歩いていてまず感じるのは「女の子がカワイイなぁ」ということ(笑)。 歩行者天国を歩いて紀伊国屋書店へ。 あった! 自分の本はさておき、気になっていた本を片っ端から立ち読みする。 財布の中身と相談して悩みながら、厳選した7冊を購入。 |
6月7日(月) |
午前8時起床。 週が明けたのでいよいよ本格的に行動開始。 まずは文化放送を訪ねて「梶原しげるの本気でDONDON」のスタッフに一時帰国と本の出版を報告。 スタッフルームを見渡すと、僕の渡米前にはなかったインターネット端末が。 放送終了後、近くのイタリアンレストランでランチ。 席について配られたメニューを見てびっくり。 それでも今さら店を出るわけにもいかず、全員一番安いメニューをオーダーする。 デジタル化やインターネットとの融合でテレビやラジオがどうなっていくのかについて意見交換。 懸案の食事代は「あんなにキツキツの生活してるのを知ってて出させるわけにいかないよ(笑)」と梶原さんがごちそうしてくれた。 久々の再開を楽しんだ後、1年ぶりの散髪。 その後、テレビ朝日「Break Out」のスタッフルームへ。 隣のデスクにいたテレビ朝日「D's Garage21」のプロデューサーと雑談。 夕食はIプロデューサーのおごりでブリ照焼定食。 |
6月8日(火) |
午前10時起床。 ホームページの更新をゆっくり済ませてから池袋へ向かい、書店チェック。 書籍版「Los Angeles留学日記」は東武百貨店に入っている旭屋書店で3冊、東口のジュンク堂書店で5冊確認。 夕方、四谷にあるテレビ朝日「トゥナイト2」のスタッフルームへ。 「メシごちそうしますよ」というありがたいお言葉に誘われてSプロデューサー、橘さんの3人で近くの台湾料理店へ。 午後10時、次郎さんがスタッフルーム入り。 午後11時55分から本番。 番組終了後、リポーターのせがわきりちゃん(写真右)、橘ディレクター(写真左)、Mディレクターと四谷のびっくり寿司へ。 そうそう、ずうずうしくも「きりちゃんがやっているラジオ番組で僕の本を紹介してよ」とお願いしたら「たぶん大丈夫だと思いますよ」と前向きな返事をいただいた。 ←日記才人(にっきさいと)ボタン |