「Los Angeles留学日記」

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「Los Angeles 留学日記」

今日はこれが英語で言えなかった!1

日本語なら簡単に言えることでも英語で何て言えばいいのか分からない…。
英語ならではの表現っていっぱいありますよね?
こちらでは、僕が実際にアメリカで生活を始めてからぶつかった英語の壁を正直に告白していこうと思います。
僕なりに辞書などで調べながら答えを出していくつもりですが、どなたかもっとうまい表現をご存じの方がいらっしゃったら、ぜひ教えて下さい。
また、日常生活の中で発見した英語らしい表現もメモを頼りにまとめていこうと思っています。

1 「電話回線を引きたいんですけど…」

GTE(電話会社)のオフィスにて。
「I'd like to have a new telephone line」なんて言ってみたら
一応、係りのお兄ちゃんには分かってもらえたようですが、
彼は「installation」という表現を使っていたようです。
辞書にはやっぱり「電話を引く have a telephone installed 」と出ていました。

2 「単三電池」

近所のスーパーマーケットにて。
電池を買おうとしたら「単三電池」という表現を知らなくてパニック状態に(笑)。
思わず「ナ、ナンバー3バッテリー!」なんて言って店員さんに変な顔をされました。
帰ってきて辞書を調べると、
単1電池 a size D battery
単2電池 a size C battery
単3電池 a size AA battery
単4電池 a size AAA battery
と出ていました。
そんなの全然知りませんでした。

3 「当ててみな」

留学の先輩、Kojunが「年齢を聞かれたときにこう言えばいいんだよ」と言っていた表現。
やけにカッコよかったのでメモっておきました。
「Take a guess !」
直訳すれば「推測してみな!」。
こういうのって英語っぽいですよね。

4 「I'd try to be nice」

テレビのシチュエーションコメディーより。
「良い子でいようとしてたのよ」ってなニュアンスでしょうか。
tryという動詞は使い方によってはいろいろな表現ができそうで、奥が深いと思いました。

5 「That's it !」

直訳すれば「あれはそれです」。何じゃそりゃ!? って感じですよね。
これはレストランなどで「注文は○○と△△ですね?」などとオーダーを確認された時の返事に使います。
つまり、「私が注文したもの(=That)はそれ(=it)です」というわけ。
もちろん、ウエイターさんが「That's it ?(ご注文は以上ですか?)」と聞いてきたら「Yes !」と答えます。

ケンさんからメールをいただきました。
> That's it は怒った時にも使えますよね。
> "That's it! I'm through with you!!" "I don't wanna see your face again" ってな感じで

ふむふむ。「もういい!」とか「おしまいだ!」ってなニュアンスでしょうか?(ちと不安)
どうもありがとうございました。

6 「台所の流しが詰まってしまった」

渡米4ヶ月にして2度も下水の逆流攻撃を受けてしまいました。
アメリカ生活向けの英会話本に「流しが詰まった」という例文が載っているのは
きっとこういう事態がかなり頻繁に起こるからに違いありません。
で、正解は「The kitchen sink is clogged up」
clogged up の代わりに stopped up も使えると書いてありました。

7 「*」と「#」

電話の話です。
僕は電話会社のVoice Mail Service(留守番電話みたいなもの)を使っているんですが、
「Push ▲▲」というアナウンスが流れてくるんです。
日本語なら「シャープ」と「こめじるし」ですが、英語では何て言うか全然知りませんでした。

よく聞くと「*」のことは「スター」と言っているようなので辞書を引いてみるとありました!
star ━《名》a 星形のもの (通例 5 つまたは 6 つの放射した形). b 星章; 星形勲章. c 星印 (*).
これですよね。日本語の「こめじるし」が英語だと「星」になるというのが面白いです。
ちなみに asterisk とも言うみたいです。

もうひとつの「#」のことは「パウンド」と言っているように聞こえるんですが、
辞書を引いても出ていません。
どなたかご存じの方がいらっしゃったらぜひ教えて下さい。

Shuheiさんからメールをいただきました。
> 『#』は『パウンド』であっています。スペルはおそらくpoundだと思うんですが…。
> というのも、poundは古記英語で『囲い』という意味でもあります。
> 昔、馬や牛などを入れる為のおりを『pound』と呼びました。
> 今でも動物収容所の事をpoundと呼びますよね。
> おそらく“おり”みたいな形なんで、そう呼ばれているんだと思います。

う〜む、なるほど。「#」は「囲い」だったんですね。
Shuheiさん、どうもありがとうございました。

8 「お持ち帰り」

ハンバーガー屋に行って「持ち帰ります」と言うとき、何と言うのか?
もちろん「Take out」と言うんだと思っていたんですが、こちらではほとんどその表現は使わないようです。
必ずといっていいほど店員さんは「Here or to go?」と聞いてきます。
つまり「店内で食べる」は「Here」、「持ち帰る」は「To go」と言うんですね。
ニューヨークに遊びに行った友人によるとニューヨークではまた違う言い方をするそうで…。
(聞いたけど忘れてしまった)

ちなみにレストランで食べきれなかった時の「持ち帰り(いわゆる“おみや”)」のことは
「Doggy bag」と言います。
これ、そもそもは「残り物を犬にあげる」というところからきているそうで…。
アメリカ人って見栄っぱりなのかな?

こちらもShuheiさんによると「『Doggy bag』はちょっとおっさんくさい」とのご指摘。
さすが高校時代からアメリカに来ている方ですね。
こういうのってにわか留学生にはなかなか分からないですから…。

さらにMakiさんからメールをいただきました。
ニューヨークのマクドナルドでは「for stay, or to go」と聞かれるそうです。
どうもありがとうございました。

さらにさらにこの冬ニューヨークに行って来たMikioさんの報告。
「NYでも「Here or to go?」でしたよ」とのこと。
ってことはどっちもありってことなんですかね?

9 「楽勝だよ!」

大学で簡単に単位の取れる科目のことを「楽勝科目」なんて言ったりしますが、
アメリカでも似たような表現を使います。
僕が「あの先生の試験、難しい?」と聞いたら、
クラスメイトが「It's a piece of cake!」と答えました。
「一切れのケーキ」がどうして「楽勝!」なのかはよく分からないんですが、
けっこう頻繁に使われる表現です。

こちらもShuheiさんからのメール。
> 個人的に『a peace of cake』は使わず、『No sweat』って言います。
> どっちでも間違いではないんですが、その方が若者的なイメージがあるのでは?

とのこと。ハハハ、おやじだったんですね。

10 「私です」

引っ越したとたんにセールスの電話がよくかかってくるようになりました。
「May I speak to Mr. Suzuki?」(なぜか相手は僕の名前を知っている)と聞かれたとき
「私です」と答えるにはどんな表現を使うのか?
たまたま読んでいた英会話本の例文を覚えていたのですぐに口をついて出てきました。
「Speaking」
要するに、「(あなたが話したい鈴木が)今話しています」ということですね。
他に「This is he」という言い方もするようです。

似たようなシチュエーションで、僕がアカデミックアドバイザーのオフィスを訪ねていったとき、
「●●教授にお会いしたいんですけど…」と言うと、目の前の女性が「You found her」
直訳すると「あなたは彼女を見つけました」。つまり「私です」ということですね。
これなんかかなり英語っぽい表現じゃないでしょうか。

11 「サ、サ、サンキュー」

あるスーパーマーケットのレジに並んでいたときのこと。
僕の前にはまるでプロレスラーみたいにでかい黒人のお兄ちゃんが並んでいます。
うわぁ、ケンカなんかしたら絶対負けちゃうなぁ、などと密かに考えながら僕がくしゃみをしたんです。
すると、黒人のお兄ちゃんがこちらを振り返って僕の目を見ます。
「な、なんだよぉ」と思ったその瞬間、お兄ちゃんが一言。
「Bless you」

あっ、何かの英会話本で読んだことあるぞ。
こういう場合、何て答えるんだっけ…。そうだ!
奇妙な沈黙の後、やっと口をついて出てきたのが「サ、サ、サンキュー」
お兄ちゃんは何事もなかったかのように自分の会計を済ませて帰っていったのでした。

辞書によると、「【解説】 くしゃみの「ハクション」は achoo, ; くしゃみをした人には "(God) bless you."(お大事に)という; いわれた人は "Thank you." と答える」だそうですから僕の答えで正解でした。

ちなみにシャイな関西人のKosukeはくしゃみをしてしまったときに
自分で「Bless you」「Thank you」と素早い一人ボケ一人ツッコミをかまします。
声をかけられるのが何だか恥ずかしいという感覚はすごくよく分かります。

12 「モータイミィーディア(!?)」

「専攻は何ですか?」「マスコミュニケーションです。マルチメディアを勉強しています」
というのは自己紹介のときにまず交わされる会話ですが、
僕が「マルチメディア」と言うと、相手はしばらく怪訝な顔をした後、
「Oh, モータイミィーデイア!」と言い直します。

そうなんです。
「Multi-Media」は「マルチメディア」ではなく「モータイミィーディア」と発音するんですね。
もちろん、「マルチ」でも通じることは通じるんですが、「モータイ」という人が多いです。

13 「弾?」「団?」「Done!」

オンラインマガジンを作る実習の時のこと。
やっとのことで全ての作業が終わった瞬間、パートナーのJoeが僕に言いました。
「ダン?」
哀しいかな、この時僕の脳裏に浮かんだのは「弾」だの「団」だのといった漢字でした。

正解は当然のことながら「Done?」
「(Is it)done?」、つまり「終わったね?」ということでした。

「終わる」と言いたい時、僕はついつい「finish」とか「end」とか「be over」という表現が
まず思い浮かぶんですが、代動詞「do」を使って「done」というのが実に英語らしい表現だと思いました。

14 「bucks」=「$」

テレビを見ているとよく耳にするのが「bucks」という単語。
「a few bucks」とか「only 20 bucks」という風に数字とくっついて出てくるので何かの単位だと思っていたんですが、辞書を引いてびっくり。
buck ━《名》[C] ((複) s) 4 (米俗) ドル.」
なんと「ドル」のことだったんです。
道理でよく耳にするはずです。

ところでコーヒーショップの「Starbucks」はこの「bucks」と関係があるんでしょうか?

15 「社会の窓開いてるよ」

ある日のこと。
トイレから出てきたクラスメイトの「社会の窓」が開いていたのでした。
「おい、社会の窓開いてるよ!」と教えてやろうとしてはたと考え込んでしまいました。
ううっ、「社会の窓」って英語で何て言うんだ…???
まさか「window of society」なんて言わないよなぁ…(苦笑)。

家に帰ってきてから辞書を調べてみたら
fly ━《名》1 [C] a [しばしば複数形で] (ズボンなどの)ボタン[ファスナー] 隠し」
Your 〜 is undone. ズボンの前があいてますよ』なんていう例文までしっかり出ていました。

16 「恋人いるの?」

テレビドラマ「FRIENDS」より。
「Are you involved with anyone?」
直訳すれば「あなたは誰かと関わり合いになっていますか?」ですが、これで特定の恋人の有無を訪ねる表現のようです。

「Do you have a girlfriend (boyfriend) ?」なんて直球で聞くよりずっと英語っぽい表現ですよね?
残念ながら今のところ誰かに聞いたことも聞かれたこともないんですけど…(苦笑)。

17 「What's up?」

別に上の方に何かあるわけじゃありません(笑)。
「よぉ!」とか「調子はどうだい?」に当たる誰かと会ったときの気軽なあいさつなんですね。
特に黒人のクラスメイトはもうこれしかあいさつの言葉を知らないかのように連発します。
あいさつといえば「Hi! How are you?」をバカの一つ覚えのように使っていた僕にはすごく新鮮でした。
他に「How's it going?」なんていうのもよく使いますね。
久しぶりに会ったときに「How have you been?」と言われて「おおっ、現在完了はこんな風にも使うのか!」なんてわけもなく感動したり…。

ところでスーパーのレジなんかで店員さんから「How are you?」と言われた時は何て答えるのが正解なんでしょう?
教科書通りに「I'm fine thank you, and you?」なんて答えるのもなんかかしこまりすぎた感じだし…。
僕は口をモゴモゴさせながら「Fine」とか「All right」とか答えてますが、みなさんはどうしてますか?

天野さんからこんなメールをいただきました。
> 半年ぐらい前にバンコクに旅行に行ったとき知り合って、2日ほど一緒にアメリカ人と行動していました。
> で、銀行での両替の時、銀行のねーちゃんが「How are you doing?」と言ってきたので(まあどこでもいわれますが・・・)
> 教科書通りに「Fine thank you」と答えたのですが、店を出た後、そのアメリカ人に
> 「Hey, boy. Fineって言い方は確かに間違っちゃいないが、そりゃ教科書に書いてあった英語だろ?
> そんなの使う奴は今いねえよ、ベイベー」(意訳)てな事を言われて、普通どう言うのか聞くと
> 「いろいろあるけど、『Not bad thank you!』これがいいゼ。Coolだろベイベー」(意訳)
> (ベイベーは本当に言っていた(と思う))
> てな事を言っていました。それ以来、旅行中はずっとこれで通しています。

アハハ。やっぱりCoolじゃなきゃいけませんよね、ベイベー(笑)。
生きた英語の情報をどうもありがとうございました。

18 「もう行かなくちゃ」

「もう行かなくちゃ」と聞いてアリスの「夢去りし街角」を思い出す僕はもうすぐ32才(笑)。
そんな話はこっちに置いといて…。

次の予定が迫っていてケツカッチン状態の時、何と一言言い残して去って行くべきなのか。
僕は最初「I have to go」なんて直訳の表現を使っていましたが、ネイティブの友人は「I gotta go」をよく使います。
英会話の本によれば「gotta」=「must」ですからほぼ同じ意味ですが、こっちの方が口語的なんでしょう。

その他には「I'm leaving」
「今、帰ろうとしているところだ」ってな感じでしょうか。
現在進行形の懐の広さを感じさせる表現です。
余談ですが、満車の駐車場で空き待ちをしている時、ちょうど出そうな人を見つけたら「Are you leaving?」と声をかけます。
僕は学校の駐車場でBMWのコンバーチブルに乗ったブロンド美女にこう声をかけられて、あたふたしちゃいました。
う〜ん、本当に余談だ(苦笑)。

19 「ねぇ、」

「ねぇ」と聞いて「ねぇムーミン、こっち向いて」を思い出す僕は…もういいって!(笑)。

教室で他のことをやっているクラスメイトに話しかけようとして思わず口ごもったことがあります。
さっきから同じ教室にいるのに改まって「Hi! How are you?」もないもんだしなぁ。
日本語で言えば単なる「ねぇ」とか「あのさぁ」なのに、うまい表現が瞬間的には出てこないもんです。
最終的に「Hey!」という言葉が思い浮かぶまで僕は5秒間ほどそのクラスメイトの前で立ちつくしていたのでした。
う〜ん、情けない。

ちなみにテレビドラマ「FRIENDS」では登場人物が何か話を切り出そうとするときに
「Guess what?」とか「You know what?」なんていう表現をよく使っています。
いきなり「あなたは何を知ってますか?」と聞かれても困りますが、単に「ねぇねぇ」「知ってる?」くらいの意味なんでしょう。

20 「…みたいな」

何かをはっきり断言したくないときに使う「…みたいな」っていう日本語、便利ですよね。

ドラマ「FRIENDS」の中である女性との関係を問いつめられた男が
「She is ... a kind of ... dating friend」と言い訳するシーンがありました。
これを見ながら「a kind of」は「…みたいな」って訳せばピンとくるなと思ったんです。
辞書通りの直訳で「一種の」じゃ、あんまりですもんねぇ。
つまり「彼女は…デートする友だち…みたいなもんかなぁ」ってな感じでしょうか。
それ以来、僕は日常会話の中でも「a kind of」をけっこう活用しています。

同じような表現で「... thing」というのもあるようなんですが、こちらはまだ上手い使い方が分かりません。
誰か分かり易く教えて下さい!

それにしても僕の知識って「FRIENDS」からばかりだなぁ(苦笑)。

竜 盛博さんからメールをいただきました。
> さて、"a kind of..." について。
> 私は、この言葉と "a sort of..." と "... or something(like that)" をまとめて勝手に「麻薬のような言葉」と呼んでいます。
> もちろん native speaker も使いますが、non-native speaker,
> 特に日本人にこれを連発する人が(自分も含めて)たくさんいるからです。
> 「自分は英語が上手じゃない」という意識があると、物事を説明する時の自分の表現になかなか自信が持てず、
> そのものズバリを自分が言えてなくても大丈夫なように、麻薬のフレーズを入れてしまう。
> 在住経験が長くてかなり英語が出来るようになっている人でも連発してしまう人が多く、少しナメられてしまう。
> 逆にたどたどしくてもはっきりと言い切った方が意見が尊重されたりする、と聞いたことがあります。
> まあ、これは言葉よりも態度の問題になってくるのですが...

ううっ、耳が痛い…。
確かに自信がないから使ってしまうフレーズではあります。
このメールをいただいて以来、ちょっと使い方に気をつけています。

さらに、
> それから、 ...things について。外してるかも知れませんが。
> 私は「いわゆる...」とか「... についてのさまざまなこと」の意味で使ったりする事があります。
> 例えば、
> This is "at your own risk" thing. これは「自己責任でやって下さい」って奴だな。
> 実際に、両手を顔の両わきに持ってきて人指し指と中指をぴくぴくさせるジェスチャーと共に言ったりします。
> Let's do the computer things first. まずはコンピュータの方をやろう。
> 雑多なこと(e.g. プリントアウト&メールチェック&...)を一纏めにして computer thing と言ったりします。

そう、僕が言いたかったのはまさにこのニュアンスです!
指のピクピクは「" "」(クォーテーションマーク)のジェスチャーですよね。
分かり易い例をどうもありがとうございました。

さらにYさんからのメール。
> 確かに自信がなくてsomethingとか言ってしまうことも多いですが、単にやわらかく言いたい時につかうこともありますよね。
> 以前の日記に、日本語の"ほど"の意味について書いておられたように、日本語は直接的な表現を嫌う言葉だと思います。
> 直接的に言わないことが丁寧とみなされて、好まれる。
> 例えば、"コーヒー飲みに行かない?"よりも"コーヒー でも 飲みに行かない?"の方がやわらかいでしょう?
> これは相手の意見を受け入れる余地を残しているからではないでしょうか。

> 確かにsomethingをあまり入れ過ぎるのは英語っぽくないので私も無意識にさけるようにしてきましたが、自信がないからではなく、日本語のこういった背景からだとすれば、なんかいいものだと思いませんか?
> どうでしょう?

> アメリカ人もこれをわかってくれたら、馬鹿にするというより文化の差として楽しんでくれるかもしれません。

まさにこれが日米文化の違いなのかもしれませんね。

「日本人のエッセイは結論を冒頭で述べない」とよく言われますが、それは日本語ではそういう構成が自然だから。
結論を必ず頭に持ってくる英語とは思考回路が違うんですよね。

僕ももちろん英語でエッセイを書くときは英語の構成を念頭に置きますが、
だからと言って日本語で文章を書くときまでそうしようとは思いません。

郷に入りては郷に従えという考えもありますが、せっかくの異文化交流なのですからアメリカ文化を知るだけではなく、日本文化をアメリカ人に知ってもらうにもいいチャンスだと思います。

ただ、「世界はアメリカを中心に回っている」と悪気もなく思いこんでいるアメリカ人に日本のココロを理解してもらうには僕の英語力が足りなかったりするんですが…(笑)。

Yさん、ありがとうございました。

21 「totally」

というわけでついでに「FRIENDS」からもう一つ。

アメリカ人は会話の中で本当によく副詞を使います。
exactly(まさに)とかdefinitely(確かに)とかreally(本当に)とかactually(実際に)とか…。
そんな中で僕がアメリカに来てから覚えたのがtotally(まったく、すっかり)です。
「FRIENDS」の登場人物は本当に頻繁にこれを使います。
もちろん名詞は「トータルでいくら」のtotalなんですが、これが副詞でこんなに使われるなんて新鮮でした。

22 「分かった?」

ある日教室で教授がその日の授業を一通り終えて、クラスの学生全員に向かって「ガリッ?」
何のことかピンとこなかったんですが、しばらくして「got it?」(分かった?)のことだったんだと気がつきました。
「分かった?」といえば「Do you understand?」しか頭になかった僕が未熟でした(苦笑)。

思い返してみると、「理解する」という意味の「get」は会話の中でよく使いますね。
誰かに何かを説明された後で「(I've) got you!」(発音はほとんど「ガッチャ!」)と答えられた時はちょっと嬉しかったです。

23 「あれとそれはどれがどれ?」

「it」「それ」「that」「あれ」
中学生でも知っている英語の初歩の初歩ですが、僕はこれでけっこう悩んでます(泣)。
日本語で「それ」に当たる多くのケースで「that」が使われるんですよね。

例えばあるレストランのことが話題になったときに、そばで聞いていた奴が「I know that」と話に加わってくる。
「それ知ってるよ」なら「I know it」じゃないんかい?
「それって本当だね」の時だって「It's true」じゃなくて「That's true」。

「it」と「that」の使い分けがはっきり理解できないまま、
僕の英語にだんだん「that」が増えてきている今日この頃なのでした。

Rieさんからメールをいただきました。
> "I know it"と"I know that."の違いについて、私疑問に思ったので調べてみました。
> 最初に読んだ日は気になって眠れなくなったので、
> 参考書、文法書を何冊かひっくり返したのですけどイマイチわからず、
> アメリカ人にメールで聞いてみたので、その人から来たメールをコピーしておきます。
>
> It has been a long time since I have used a grammar book ....However, I
> believe that one would use "it" to refer to a specific thing or a fact.
> One would use "that" when the sentence could be continued with an additional
> phrase. Such as "I know that,(you are applying to graduate school).....as
> an example.
>
> You might say to me"I am applying to graduate school." I might reply, "I
> know that"...the unsaid phrase would be "you are applying to graduate
> school".
>
> You might say to me" It is raining"....I might reply"I know it."
>
> I may be wrong...I'll try to find a definitive rule somewhere...till
> then....
>
> ・・・とゆーことでした。この人は私がアメリカにいた時にインターンで働いていた
> ところのボスなんですけれど、もしまたメールが来たらそれもお送りします。ただ、
> I know that it is raining・・・とも言えないことはないぞ・・・??というのが
> 私の今の疑問です。でも私が参考書その他をひっくりかえしてGuessした結果から言
> うと、ITの方がかなりSpecificで、Thatの方がイメージ的に範囲が広いと言うか、そ
> うですね、うーんうまく説明できないんですけど、物に例えたら、it は手のひらサ
> イズのボールとか、何かやっと一つぐらい入りそうな箱、thatは小学校かなんかの運
> 動会で使う大玉送りかなんかの大玉とか、色々入るタンスのイメージ・・・。今度は
> 大学の時の教授にメールで聞いてみようと思います。その返事も後でお送りします。

いやぁ、これですよ、これ。
言われてみればそんな気がします。
thatを使うのは漠然とした状況とか抽象的なものを指すときが多いような…。
教授のお返事もお待ちしてます!

というわけで、Rieさんからの続報が届きました。
> こんばんは。前にItとThatについてメールしましたが、大学の教授にも質問して、
> その返事が来たらそちらにお知らせするお約束でしたので、メールのコピーを送ります。

> As for your question about when to use "it" or "that", I don't have a good answer for you.
> Often they are used interchangebly. Based on my own experience, but I am not a writing professor,
> I would use "that" to refer to something specific, for example, if someone said to me,
> "Rie is very intelligent," I would reply "I know that!" The emphasis would be on "that."
> I could also reply "I know it" but, the emphasis would not be as strong.
> Hope this doesn't add to your confusion.

> ・・・だそうですが、何だかよくわからない・・・^^;
> 結構アメリカ人もよくわからずに使ってるんだなーっということはよく分かりました。
> もうこれからは気にせず好きな方を好きなように使ってしまおう・・・というのが私の感想です。

アハハ。アメリカ人も分からないものが日本人の僕たちに分かるはずない(笑)。
この教授のメールによればthatの方が具体的で、しかも意味的に強いということでしょうか。
でも、itで置き換えられるとも言っているんですね。
いやぁ、itとthat、意外に深いですなぁ。

24 「腰」

指圧マッサージに行ったときのこと。
「特にツライところはありますか?」と聞かれて「neck, shoulder, and....」と、ここで言葉に詰まってしまいました。
「腰」っていう単語が分からない!

とりあえず腰のあたりをさすりながら「around here」なんてごまかして事なきを得ましたが、
アパートに帰ってきてからすぐに辞書を引いてみたのでした。
腰が痛い have (a) backache; one's back hurts [is sore, is stiff]
「back」
といえば「背中」だと思い込んでいた僕が浅はかでした。
「腰」は背中の一部なんですね。

25 「resolution」

正月あけてまもなく英会話学校で先生のJohnが僕に聞きました。
「What's your new year resolution?」
「resolution」
といえばモニターの「解像度」くらいしか思いつかなかった僕は
「新年の解像度???」とキョトンとしていたのですが、Johnは
resolutionっていうのは決心とか決意っていう意味だよ」と助け船を出してくれたのでした。

なるほど。
「新年の抱負は何だい?」ってことですね。
辞書を引いてみると
resolution ━《名》1 [C] a 決意, 決心(したこと)・ a New Year 〜 新年の決意。
とちゃんと出ていたのでした。

26 「行くよ!?」「来るよ!?」

Coffee Hourにて。
「今度ウチに遊びに来ない?」
友人にこう誘われて「行くよ!」と答えるのに「I'll go」と答えてしまったのですが、
辞書を引いて間違いに気づきました。

【用法】 「行く」に当たる英語は一般的には go だが、
話相手の所へ行く場合には相手を中心にした言い方をして come を用いる.
たとえば, 「明日遊びに行っていいですか」は Can I come and see you tomorrow? と なる.
ともすると Can I go…tomorrow? というような誤りをしがちだから注意を要する。

つまり、ここでは「I'll come」と言わなければいけないんですね。

さらに会話の本を読んでいてもっと英語らしい表現を見つけました。
「I'll be there」
「そこにいるよ」で「行くよ」という意味になるんですね。
こういうのがパッと口をついて出てくるとカッコイイんですけどねぇ。

27 「そうじゃないと思う」

ある日授業の終わりにクラスメイトが聞いてきました。
「なぁ、来週はクイズないって教授言ってたよな?」
僕もボ〜ッとしていたのであいまいに答えました。
「I think so」

「ってことは、再来週もクイズはやらないのかなぁ?」
そんな甘くないだろう。「そうじゃないと思うよ」と言いたくて
「I think it's not...」と言いかけた瞬間に別のクラスメイトが割り込んできて、
「I don't think so」

そうか!
「そうじゃないと思う」は「そうは思わない
日本語の発想とはnotの位置が違うんですね。

notといえば僕は「me, neither」と答えるべきところで「me, too」と言ってしまうクセがなかなか抜けません。
「もし〜じゃなければ」と言いたいときもつい「If ...not...」と言いながら仮定法のルールで頭が混乱してしまいます。
Unless ...」を思いつけば簡単な場合も多いんですけどねぇ。

28 「間違い電話」

我が家には本当によく間違い電話がかかってきます。
間違い電話というのは予期しないタイミングでかかってくるためについアタフタしていまい、
「You... mistake ...calling...」なんて訳の分からないことを口走ってしまうこともたびたび。
「Sorry, wrong number」と落ち着いて答えられるようになったのはつい最近のことです。

ついでによくかかってくるのがセールスの電話。
3回も断ったのにまだかけてくるNew York Times、しつこいぞ(笑)!
「いりません」と言いたくて使っていたのが「I don't need that」だったんですが、
英会話学校のJohn先生曰く「一番いいのは Sorry, I'm not interested だね。それでもしつこかったら
文尾に力を込めて Sorry, I'm not interested at all っていうのがいいよ。これで一発撃退さ」
今度かかってきたらぜひ試してみたいと思っているんですが、今のところまだそのチャンスはありません。
待ってるよ、New York Times(笑)。

  「今日はこれが英語で言えなかった!2」