いつもならお休みの土曜日だが、今日はBreaking Out of the Box: Delivering Your Message In the "New" New Mediaの授業だ。
なんと午前10時から午後5時までの7時間という長丁場。
出かける前にリボビタンDを飲み、スターバックスのコーヒーを持ち込んで万全の体制で臨む。
プロフィールによると講師のRobert Winter氏は1989年にCD-ROMを制作したマルチメディアのパイオニア。
UCLA Center for Digital Artsの創設者でもあるという。
そんな彼がWindowsマシンでなくPowerBookを持ち込んで来たのはMacユーザーとしてちょっと嬉しかったりもする。
前半の授業はメディア史概論という感じ。
ギリシアの口述文化からローマ帝国の記述文化、そして活版印刷の発明による書物の普及。
コミュニケーション技術の発展は社会構造にどんな影響を及ぼしたのか、そしてコンテンツはどう変化してきたのか。
このあたりはけっこう興味を持っている分野だから基礎知識もそこそこあって、レクチャーもよく理解できた。
で、昼休みをはさんで後半。
いよいよコンピュータやインターネットの登場へと話題が展開していくかと思いきや、なぜか話はアートの方向へ。
Winter氏が注目しているアート系サイトを紹介しながら、その特徴を説明していく。
興味がないわけじゃないけれど、僕が期待していた方向からはちょっと外れている。
しかも、すでに3時間以上も英語に集中していたので体力の限界が近づいてきて、つい、ウトウトしてしまった。
「こんなことじゃダメだ!」と自分を奮い立たせてはみるものの、疲れ切った身体はいうことをきかず、意味を成さない言葉が頭の中を素通りしていく。
やっぱり7時間はキツイ。
でも、授業以外では収穫もあった。
昼休みに声をかけてきたクラスメイトから日本では見たことがない、ある“メディア”を見せてもらったのだ。
なんだかアイデアがむくむく広がってくる感じ。
ちょっと頭をひねって面白いコンテンツを考えられそうな気がするんだよなぁ。
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