「Los Angeles留学日記」

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2月22日(木)

今学期UCLA Extensionで登録したマルチメディア関連の授業3つのうち2つが「生徒が集まらなかった」という理由でキャンセル。
残りの1つもダメかなぁ、と半分あきらめていたのだけれど、最後の最後までキャンセルを知らせる電話はなかった。

というわけでE-Commerce for Entertainment: Current Trends and Future Strategiesの教室へ。
先学期のラストから数えるとほぼ2ヶ月ぶりのキャンパスだ。

他のクラスがキャンセルになるくらいだから生徒も少ないのかと思いきやさにあらず、全部で20人以上はいる。
最後の授業だ、張り切っていこう!

講師はBroadband Investment GroupのRikk Galvan氏。
Warner Brothers Onlineを立ち上げ、数々のエンタテイメントサイトに関わってきたインターネット業界のベテランだ。
PowerPointを使ったプレゼンテーションも手慣れた感じ。
Warner Brothersの人気番組The Rosie O'Donnell Showインテルの合同キャンペーンなど自ら手がけてきたウェブサイト戦略を分かりやすく説明する。
久しぶりの授業にしては僕の耳も調子よく、内容をほとんど理解することができた。

そんな彼が最も強調したのは「エンタテイメント・コンテンツ最大の強みは集客力である」ということ。
コンテンツ自体を有料で売るのが難しい今はその最大の武器である「集客力」を売り物にすべきだというのだ。
といってもそれは単純な広告などではない。
テレビ番組と連動したコンテンツを他のサイトと共有することによって「人気ブランド」と「集客力」そのものを商品にできる。
なるほどねぇ。

「集客力」といえばNapster
Galvan氏いわく、「Napsterは“今のところ”違法だが、エンタテイメント業界に新しいパラダイムをもたらしたことは間違いない。音楽業界やアーティストたちに新しい収入源と可能性を示しているのではないだろうか」。
うん、賛成!

そんなGalvan氏が3時間の授業中に最も口にした単語はといえば、なんと「iモード」だった。

「日本では携帯電話で写真を撮ってメールで友だちに送れるんだ」
「優れたコンテンツなら有料で売れることをiモードは証明している」
「いかに小画面を使いやすくするかという点でiモードの先進性は高い」
「今春日本で始まる次世代携帯電話でiモードはエンタテイメントコンテンツの可能性を広げるだろう」

僕にとってはちっとも目新しい情報ではないけれど、日本の技術が評価されているのはなんとなく嬉しい。
とはいっても僕はまだ一度もiモード端末を所有したことがないのだけれど(笑)。

というわけで、僕の留学生活最後の授業は無事終了した。
ものすごい達成感があるわけではないけれど、不思議な満足感と開放感はある。

帰り道、Jack in the Boxのドライブスルーで$5.28のcon Ultimate Cheeseburgerの