「Los Angeles留学日記」

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7月11日(水)Cairo(エジプト)- Nairobi(ケニア)- Masai Mara(ケニア)
ナイロビ行きのケニア航空321便は0時30分にカイロ空港を離陸した。
深夜の、しかもたった6時間強のフライトだというのに食事が2回も出て、そのたびに浅い眠りから起こされる。
タダメシも大切だが、睡眠不足のまま危険地帯に入っていくのも問題があるんだよなぁ。

午前7時過ぎ、ナイロビ空港に到着。
空港でのビザ申請はあっけないほど簡単で、審査官はなにひとつ質問せずにパスポートにスタンプを押してくれた。
せっかく注射した黄熱病予防接種のイエローカードもチェックなしだ。

さて、ここから緊張していかなければとタクシーを探していたら、同じ便に乗っていた日本人に声をかけられた。
彼はすでに日本でサファリツアーを申し込んであり、空港までガイドが迎えに来るのだという。

「市内に行くんだったら車に便乗できるようにガイドに頼んでみましょうか?」
日本語が堪能なケニア人のガイドさんはツアー客でもない僕を快く市内まで送り届けてくれた。
タクシーなら1000〜1500シリングするというから、まったくありがたいことだ。

そんな僕がやって来たのは日本大使館と同じビルに入っているDoDo Worldという日系の旅行会社。

以前からウェブサイトをチェックしており、メールを送ったところ親切に対応してくれたので、サファリツアーはここのお世話になろうと決めていたのだ。

担当の金子さんに写真付きの資料を見せてもらって僕が決めたのはマサイ・マラ国立保護区で一番安かったVoyager Safari Lodge Maraというロッジ。
宿泊はもちろん、1日3食、1日2回のゲームドライブ(サファリドライブ)に往復の飛行機送迎まで込みで1泊160ドル弱。
なんと今日の午後便で入園できるというからサファリに3泊できることになる。
その他、帰途のナイロビ泊、南アフリカの国内線など、すべて良心的に対応していただいた。

気になっていたマラリアの予防薬については「ナイロビのタウンとマサイ・マラだけならほとんど心配いらないと思いますよ」というアドバイスをいただいたので、とりあえずは見送ることに。
ただ、ナイロビ市内の治安についての忠告はやはり厳しいものだった。

殺人や傷害というのではないものの、旅行者を狙った荷物のひったくりはかなりの確率で起きているとのこと。
大きな荷物はもちろん、手荷物を持っての街歩きも避けるべきで、「私は腕時計も外しています」という。
比較的安全度の高いとされるタウン地区も夕方以降は人通りがなくなるので、レストランなどに行くときはドア・トゥー・ドアのタクシーを使わなければ危険なのだそうだ。

かなりビビッたけれど、アドバイスに従い荷物を全部預かってもらって手ぶらで街を歩いてみることにした。
中心部のタウン地区は近代的な建物が並び、ビジネスマン風の人も多い。
これならL.A.のダウンタウンより安全ぽいんじゃないの、と考えるのは旅行者の浅はかさだろうか。
街中でカメラを取り出すのはリスクが大きすぎ、写真が撮れないのが残念だ。

日本語の新聞が読めると聞いてやって来たのは、その名も「ナイロビ日本人倶楽部」というレストラン。
少し奮発し、みそカツ定食でアフリカ突入祝い。
朝日新聞の衛星版は3日前までのものが置いてあった。

午後2時、タクシーでウィルソン空港へ。
マサイ・マラへ向かう飛行機は12人乗りのセスナ機だった。

広大なサバンナ上空を飛ぶこと40分でVoyager Safari Lodge Maraに到着。

そこは空港というより草原の中にただ1本の滑走路を作っただけの場所だった。

で、ロッジにチェックイン。

エスニックな内装でなかなかいい感じだ。

フロントの奥にあるバーは川に面していて、自然の造形を生かしている。

「ブウォ、ブウォ」という鳴き声がするのでブタでも飼っているのかと思ったら、なんとそれは川に住んでいるカバの鳴き声だった。

餌付けでもしているのだろうか、僕が確認しただけでも8頭はいる。
僕のデジカメではここまでしか寄れないのが残念だ。

さらに、ロッジ内にはプールまである。

サファリのゲームドライブは朝晩の2回だけだから、日中はリゾート気分で楽しみましょう、ということか。
う〜ん、贅沢だ。

で、いよいよ部屋へ。

長屋のような建物の中には蚊帳付きのベッド。
温水シャワーもあって、ここがサファリのど真ん中だとはとても思えない。

疲れていて眠かったが、ここで寝てしまうと明日早朝のサファリがつらい。
シャワーを浴び、2日分の日記を書く。
さすがに部屋に電話はなく、電気も発電器を利用しているため使える時間は限られている。
ロッジ周辺は一面の草原でインターネットカフェなんて当然ないから次の更新は南アに着いてからになるだろう。

<今日の支出>(1Ksh<シリング>=約1.8円)
ビザ代 US$50
サファリツアー(3泊分) US$475
マサイ・マラ国立保護区入園料(3日分) US$81
ナイロビのホテル代 US$20
ヨハネスブルグ〜ケープタウン往復航空券 US$282.88
昼食(みそカツ定食) 932Ksh
タクシー代 800Ksh

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