1月3日(月)
マルチメディアプロデューサーTさんと表参道のオフィスで打ち合わせ。
先日プレゼンしたインターネット企画に興味を持ってくれたTディレクターを紹介して3人で計画を詰める。
ウェブデザインとプログラムの見積もりが上がってきたのだが、僕にはこれが適正価格なのかどうかまったく分からない(笑)。
とりあえず、正月明けにあと数社が出してくれる見積もりを検討することにする。
それまでにTプロデューサーが企画にふさわしいドメインをいくつか押さえてくれることになった。
なんだか、新番組の立ち上げに似て、ワクワクするなぁ。
1月4日(火)
文化放送「梶原しげるの本気でDONDON」生放送。
その後、大御所放送作家Kさんの家で行われる新年会へ。
現在、Kさんを中心に、インターネットと連動した某局の新番組企画が進行中なのだという。
僕も持てる知識をフル稼働して意見を述べる。
いろいろ話していて感じたのだが、テレビ・ラジオ業界は新しいメディアに鈍感なような気がする。
もちろん、現場の若手スタッフにはインターネットを使いこなし、その魅力や潜在力の大きさに気づいている人も多いのだが、肝心の決定権を持っている人がまったく理解していないという話を複数の局で耳にした。
たとえば某テレビ局ニュース番組の忘年会で、番組にも出演している解説委員がスタッフの1人に、
「キミ、インターネットやってるんだ。オタクだねぇ」
「僕は一生インターネットなんか使わないよ」
とのたまい、周囲のディレクターたちも同意していたのだという。
おいおい、ちょっと待ってよ。
そんな人がインターネットがらみの事件やソフトバンクの株価やプレステ2のニュースにコメントしちゃっていいの?
だから「インターネットは便所の落書き」みたいに的外れなコメントになっちゃうんじゃないの?
金融業界の護送船団方式を批判してきた放送局は自らが免許制度に保護された寡占業界だ。
放送と通信の垣根が取り払われ、自由化の波に襲われたらひとたまりもないんじゃないだろうか。
アメリカで起きたメディア企業のドラスティックな再編が日本でも起きるような気がする。
1月5日(水)
文化放送「梶原しげるの本気でDONDON」生放送の後、実家に帰って運転免許証の更新手続き。
留学と同時に抜いてあった住民票を復活させたりしてめんどくさかったけれど、なんとか半日で終了できてホッとする。
1月6日(木)
Mさんとmちゃんに見送ってもらい成田空港へ。
今回の一時帰国で購入した本は全部で58冊。
例によって重量オーバーの荷物も無事チェックインできて、3週間の日本滞在は終了だ。
新ビザでのアメリカ入国はあっけないほど簡単だった。
LAXには早朝にもかかわらず篠原さんが迎えに来てくれて感謝。
久しぶりのL.A.は暖かく、真冬の東京に適応してしまった毛穴がなんだかムズムズするぞ(笑)。
来週の月曜日からまた授業が始まる。
テレビでも見てすっかり日本語モードに戻ってしまった耳を英語に慣らさらくっちゃな。
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