昨日はせっかく早起き(?)したのに、またもや夜眠れなかった。
で、「アドビ・ゴーライブ教室4.0」(エムディエヌコーポレーション)を使ってAdobe GoLiveの勉強。
とりあえずLesson2まで終了したが、このソフト、きちんと使いこなせば相当なことができるようだということはよく分かった。
ベッドに入ってもまだ寝付かれず、「パーミションマーケティング」(セス・ゴーディン・著 阪本啓一・訳/翔泳社)を読み始める。
著者はYahoo!の副社長。
インターネットでは、テレビCMに代表されるマス広告(これを著者は「interruption marketing =土足マーケティング」という)の効果が低くなり、それに代わる「permission marketing =顧客が心を開くマーケティング」が重要になると説く。
たとえばこういうことだ。
僕のメールボックスには1日約10通のスパムメールが届く。
その9割は英文だから、読み始めてしばらくしないとスパムだということすら分からないのがちょっと哀しいが(笑)、スパムだと分かった瞬間にゴミ箱行きだ。
一方、僕がインターネット上で利用している様々なサービスからもメールが届く。
これはサービス開始時に「○○の情報をお届けしますがよろしいですか?」という質問に対して僕がパーミッションを与えているからだ。
内容は当然、僕が興味を持っている分野の情報だから、メールに目も通すし、必要ならリンクをたどってウェブサイトを訪れることもある。
この差がパーミッションの有無なのだ。
著者はさらにパーミッションの段階や、それを得るための手法などについても具体的な例を挙げながら解説している。
この本はアメリカでもずいぶん売れたようだから、明日から始まるUCLA Extensionの授業でもきっとどこかで話題になるだろうな。
そうそう、ところで、ある掲示板で「せっかくアメリカに来ているのに日本の本ばっかり読んでいるなんて…」というご意見をちょうだいしたので、それに対する僕の考えを。
僕がアメリカに留学してきたのはアメリカじゃなきゃ学べないことがあるから。
来学期も英語の授業を取りますが、それはあくまでマルチメディアの授業で知識を身につけるための「手段」としての英語を学ぶためであって、それ自体が「目的」ではありません。
UCLA Extensionのマルチメディアに関する授業は僕の「目的」に役立ちますが、授業に参加する前にそれなりの知識があるのとないのとで内容理解に大きな差が出ます。
たとえば、今日読んでいる「パーミッションマーケティング」を原書で読んだら僕の英語力では4〜5日はかかるでしょう(いや、もっとか(笑))。
でも、それを日本語訳で読めば4〜5時間です。
それで身に着く知識はほぼ同じ。
それならば僕は日本語で読むことを選びます。
もし僕に時間とお金がふんだんにあったら、ゆっくり英語の勉強もしてみたいなぁ、とも思いますが、預金残高をみると、どうやらそれはかないそうにもありません(苦笑)。
時間内での「目的」達成に役立ちそうな本はこれからもガンガン読んでいきたいと思います。
仕事に戻ったらまたどうせゆっくり本を読む暇もなさそうな気がしますし(泣)。
あ〜あ、なんか言い訳っぽいかなぁ…。
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