午前8時半起床でUCLA Extensionへ。
今日の授業は本キャンパスのあるWestwoodではなく、Santa Monicaの繁華街にあるプロムナードの教室で行われる。

週末や夜はにぎわうプロムナードも午前中は人影もまばら。
僕も久しぶりに太陽光線を浴びたという感じだ(なんっちゅう生活やねん(笑))。
Life and Language in the U.S.: Conversation and Accent Reductionのクラスを担当するのは、ブエノスアイレス出身のMarcela Dominguez先生。
しゃべりは早口だがきれいな英語で不思議とよく聞き取れる。
第1回目の授業のお約束で、自己紹介タイム。
が、ただ順番にしゃべるだけではなかった。
生徒から募った「クラスメイトに聞きたい質問」を先生が黒板に列挙し、それを元にグループでお互いをインタビュー。
各々が自分のパートナーを紹介するというやり方だ。
なるほど、これなら普通の自己紹介より耳と口をよく使う。
この間にまず感じたのは、Marcela Dominguez先生はプロのESL教師だなということ。
毎回発言者から一番遠くの場所に移動し、聞き取りにくければすぐに「もう少し大きな声でお願いね」と指摘する。
英語として分かりにくい表現が出てくれば間髪を入れず「それはどういうこと?」と優しく言い換えを促す。
まさにESL学生のかゆいところに手が届く段取りの良さなのだ。
これまでにいくつものESLクラスを受講してきたけれど、教師の質ではナンバーワンかもしれない。
総勢20人の学生の中で最も多かったのは意外にも韓国人で約4割。
台湾人と日本人が2割くらいを占め、残りが南米とヨーロッパという感じ。
平均年齢は30才くらいだろうか。
半分以上が社会人という落ち着いた雰囲気で、僕にとっても居心地が良さそうだな、というのが第一印象だ。
自己紹介でパートナーになったスイス人薬剤師のバーバラが帰り道に「あんなにアジア人がいるなんて…」とびっくりしていたので「だって、コリアタウンとかチャイナタウンがあるじゃない?リトルトーキョーもあるし…」と僕が言うと、彼女はL.A.で数ヶ月生活しているにもかかわらず、これらの街の存在を全く知らないのだという。
そりゃ、僕の方がびっくりだ。
「L.A.で私が知っているスイス人は同僚とボーイフレンドの3人だけ。スイス人にとって外国に出て生活するのは大冒険なのよ」と彼女。
う〜ん、それがスイス人気質なんだとしたら意外だなぁ。
もしかしたらスイスが永世中立の道を選んだのもそういう国民性が関係してるのかなぁ。
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