来週の月曜日17日はMartin Luther King Jr. Dayの祝日で、この週末は3連休。
僕もなんとなく開放的な気分だ。
たまった洗濯物を洗い、部屋を掃除し、食糧の買い出しに行き、友人と会ってバカ話をし、本を読み、Dance Dance Revolutionで踊り(笑)、マイペースで時を過ごす。
夕方、MarikoちゃんとLisaさんが遊びに来て一緒にごはん。
先日からL.A.のインターネット放送局で仕事を始めたMarikoちゃんだが、Radio Pacific Japanという老舗日系ラジオ局が24時間の日本語放送(これまでは1日1時間だった)をスタートさせるにあたり、こちらでもパートタイムで働き始めたのだという。
タイムテーブルによるとNHKやTBSなど日本のラジオ番組の放送が全体の7割を占めているが、自社制作も1日数時間予定されており、現在、社内で企画コンペが行われているとのこと。
僕も調子に乗って思いつくままに番組のアイデアを提案する。
採用されたらメシおごってね(笑)。
一方、「鈴木さんの日記を読んでたら、英語の表現で間違っているところがありましたよ」とLisaさん。
おおっ、おそらく僕の日記をしっかり読んでくれている唯一のネイティブスピーカーのご指摘だ。
これは心して聞かねばなるまい(笑)。
問題の表現は「make out」。
僕は辞書に出ていた「いちゃつく。ベタベタする」という説明を鵜呑みにして書いたのだが、Lisaさんによればこれはもっと強い表現で「日本語でいえば『B』」ということらしい。
「おいおい、『B』って日本語かい(笑)」という突っ込みはさておいて、こういう指摘はありがたい。
ちなみに「to score」は「モノにする」という感じだが、「go all the way」なら「最後まで行った」という“進行状況”。
「brush someone off」は「手を切る」というよりも「振る」「相手にしない」という感じだという。
う〜ん、勉強になるなぁ(笑)。
というわけで、ついでに男女関係にまつわる宿題の答え合わせをしてもらった。
1 デート中に男性が女性に向かって「Let's go to my place」と言いました。これは普通、どんな意味ですか?
a. 彼は彼女を自分のアパートに連れ込んでセックスしようと思っている。
b. 彼は彼女を自分の両親に会わせたいと思っている。
c. 彼は彼女に自慢のアパートを見せたいと思っている。
正解はもちろん(?)「a」。
2 あなたには4〜5回デートしてとても気に入った相手がいます。公の場ではどこまでのタッチが許されますか?
a. 一切ダメ。
b. 手をつなぐ。
c. 手を肩か腰に回す。
d. あいさつ程度のキスを唇にする。
e. 情熱的なキスをする。
僕は「e」を選んだのだが(だってそういうカップルをよく見かけるんだもん)、Lisa先生の答えは「b」。
ま、若干保守的なテキストの基準を勘案すれば、社会常識的に許されるのはそのくらいだということらしい。
2番目の問題はさておいて、男女関係の「文化」について日米に大きな差はないような気がした。
だが、それでもESLのテキストにこういう問題があるということは、世界にはもっと多様な価値観があるからだろう。
たとえば「女性を見て声をかけないのは失礼だ」と考える文化もあれば、「女性は公の場で肌を見せるべきではない」と考える文化もある。
どれが進んでいるとか、どれが遅れているとかいうのではなく、そういうあらゆる価値観の人々が集まり、その中から「標準」を模索し続けるのが移民の国・アメリカの(特に大都市の)宿命なのだと思う。
さて、それでは最後にもう1問。
3 学校のカフェテリアでかわいい女性を見つけたあなたは彼女とデートしたいなぁと思いました。さて、あなたはどんな行動をとるべきですか?
これ、日記才人(にっきさいと)の登録ボタンです。いつもその1票に励まされてます。 |