West L.A.のH.I.S.で仮予約してあった日本行き航空券を$670で購入。
ちょっとしたトラブルはあったものの、無事発券できた。
今年はマイレージけっこう稼げるかな。
来月10日から13日までラスベガスで行われる世界最大の放送機器展示会NAB2000の航空券とホテルが予約できたと篠原さんから連絡あり。
チケットは往復$110、ホテルは$109。
楽しみだ。
というわけでStrategies for the Online Entertainment Gold Rushの授業へ。
今日のトピックはマーケティングについて。
立ち上げたウェブサイトに集客し、ユーザーにより利用してもらうためにはどんな戦略が必要かというのがテーマだ。
前半は講師のBradbury氏が用意したPowerPointプレゼンテーションを使ってのレクチャー。
要点だけとはいえ文字情報があるというのはリスニング力の足りない僕にとってありがたい。
毎回こうしてくれると助かるんだけど…。
まずは、サイト上で必要とされるマーケティング。
「オンラインマーケティングとはコミュニティーを作ることである」
アンケートや投票などユーザーとの対話を欠かさないこと。
著名人参加のチャットなどでローヤルティーを高め、ブランド力を構築するのが大切だという。
続いてViral Marketing(ウィルス性マーケティング)。
オンラインで強力なユーザーの口コミ伝播力を利用する体制を整えること。
誰かから受け取ると別の誰かに送りたくなるグリーティングカードサービスなどがその典型だ。
このプロモーションの見本としてThingWorld.comやToggleThis.comが挙げられた。
次にDirect Marketing。
メールマガジンやメーリングリストなどユーザーに直接情報を届ける手法。
ただし、ここで重要なのが事前にユーザーの許可を得ておくパーミッションマーケティングの考え方。
許可を得ていないメールは単なるスパムメールとなりゴミ箱に直行する可能性が高い。
ユーザーを対等なパートナーと考えることが大切だという。
そして、Affinity Program。
Affinityとは辞書によれば「密接な関係、親しみ」のこと。
航空会社のマイレージプログラムのようにユーザーにメリットを与えることでローヤルティーを獲得する方法だ。
この他にもいくつか興味深いトピックがあったのだけれど、メモが追いつかなかった。
Bradbury氏にお願いしてこのPowerPointファイルをウェブサイトにアップロードしてもらえることになったので、後日改めて勉強しようと思う。
後半はゲストスピーカーを交えたディスカッション。
本日のゲストは
Interactive MarketingのPresident、Andy Batkin氏
E-pollのPresident、Gerry Philpott氏
Abrams PRのPresident、Wendy Abrams氏の3人だ。
印象に残ったのは「オンラインマーケティングで最も重要なのは伝統的なオフライン手法やメディアをいかに活用できるかだ」という点で3人が一致していたこと。
新規顧客獲得プロモーションで最も効果があるのは新聞、雑誌、テレビ、ラジオといった伝統的なメディアなのだという。
こうして獲得したユーザーを離さないためのオンライン戦略が重要なのはいうまでもないけれど。
PowerPointの文字情報があったおかげもあって今日の理解度は80%といったところ。
来週はいよいよ今学期最後の授業となる。
試験もあるから気が抜けないぞ。
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